映劇

映劇ライヴエンタテイメントは、アニメ、コミック、ゲームといった人気コンテンツを舞台化する「アニメライヴ」を中心に事業を展開している企業です。主な公演会場として星陵会館や俳優座劇場が使用されています。

概要

元々は映劇株式会社として存在していましたが、株式会社ソプラティコ（現株式会社ブシロードウェルビー）による買収を経て、2016年10月1日に株式会社劇団飛行船と合併し、現在は同社の一部門として活動しています。

舞台のプロデュース、映画製作、イベントの企画などを手掛けており、2011年の新会社設立、翌年の株式会社への組織変更を経て現在に至ります。映画会社出身者が設立したという背景から、従来の劇団とは異なり、映画制作の手法が舞台制作に取り入れられているのが特徴です。演出、脚本、マーケティングにおいても映画事業的なアプローチがなされており、競合他社との差別化を図っています。また、文京学院大学・日本大学、および東京大学教員組成による産学共同映像研究所と提携しています。

詳細

総合的なコンテンツ事業を手掛ける企業として、演劇、ライブ、映像などのコンテンツ制作・配給・興行網を確立しています。国内有数のプロデューサーやクリエイターを擁し、各種大学研究機関との連携により、高度なマーケティングリサーチを実施することで、観客動員率の高いコンテンツ開発を実現しています。さらに、研究スタッフやインターンを育成し、新たなクリエイティブ人材の発掘と企画開発にも力を入れています。

事業所

事務所：東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル2階 劇団飛行船 本社制作部
スタジオ：埼玉県狭山市大字北入曽695-1 劇団飛行船 狭山スタジオ内

社内ブランド

アニメライブ：漫画やアニメを原作とした舞台ブランド
オトメライブ：乙女ゲームを原作とした舞台ブランド
* e☆star：コミックの歴史的名作群を新たな視点で展開するドラマCDブランド

主な作品

舞台作品としては、ミュージカル「忍たま乱太郎」や舞台版「イナズマイレブン」、「聖闘士星矢」、「コードギアス 反逆のルルーシュ」、「青の祓魔師」、「らき☆すた」など、数多くの人気作品を手掛けています。乙女ゲーム原作の「華ヤカ哉、我ガ一族」や「CLOCK ZERO ～終焉の一秒～」、「STORM LOVER」、「アルカナ・ファミリア」シリーズなども人気を博しました。近年では、「ラッキードッグ1」の舞台化や「神々の悪戯」、「ZONE-00」などの作品も展開しています。

ドラマCD作品としては、「ポーの一族」、「11人いる!」、「闇のパープルアイ」、「やじきた学園道中記」など、往年の名作を題材にした作品を制作しています。

主な取引先

ドワンゴ、東京ドーム、総合ビジョン、角川書店、アニプレックス、サンライズ、バンダイビジュアル、博報堂DYメディアパートナーズ、ショウゲート、イマジカ・ロボット ホールディングスといった大手企業と取引があります。

映劇ライヴエンタテイメントは、アニメ・コミック・ゲームといった多様なコンテンツを舞台化することで、幅広い層のファンに新たなエンターテイメント体験を提供し続けています。

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