映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ

映画『ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』

『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』は、2014年10月11日に公開された劇場アニメで、プリキュアシリーズの第17弾として位置づけられています。物語は「愛と友情のきずながキセキをおこす!」というキャッチコピーの下、プリキュアたちが人形の国で新たな冒険に挑む様子が描かれています。

概要

本作品は、『ハピネスチャージプリキュア!』の劇場版として初めて外部の監督、今千秋が起用されました。プロデューサーの柴田宏明は、外部のスタッフを起用することによって新たな刺激をもたらす狙いを語っています。ゲスト声優には堀江由衣（つむぎ役）、小野大輔（ジーク役）、森川智之（ブラックファング役）などが参加し、さらには「ふなっしー」が応援隊長として登場しました。

映画では、観客が参加できる「ミラクルライト」や「ミラクルドレスライト」が配布され、子供たちが映画体験をより楽しく感じられるよう工夫されています。また、プロローグではサイアークに襲われたふなっしーがプリキュアたちを応援するシーンもあります。

興行成績

映画は全国210スクリーンで公開され、初日の2日間で約8万5千人を動員し、興行収入は1億円を超える成績を記録しました。しかし、他の大作が公開される中で興行収入は伸び悩み、最終的には約5億3千万に達しました。公開時期や他作品との競合が影響したとされています。

ストーリー

物語は、愛乃めぐみたちが保育園で人形劇を行っている最中、バレリーナの人形が突然話し出し、王国を救うために助けを求めます。彼女たちは、その人形・つむぎに導かれ、ドール王国へと旅立ちます。そこで彼女たちは王子ジークと出会い、舞踏会に招待されますが、つむぎの様子に違和感を抱くめぐみ。やがて、つむぎはブラックファングによって囚われてしまいます。

プリキュアたちは、つむぎを救うため、そしてドール王国の悲しい秘密を知るために、ブラックファングとその配下のサイアークに立ち向かいます。物語の最終局面では、仲間たちの絆やつむぎの心の成長が重要なポイントとなり、感動的な結末が迎えられます。

登場人物

プリキュアたち

• - 愛乃めぐみ / キュアラブリー: 王国の真実を知り、つむぎを救うため奮闘します。
• - 白雪ひめ / キュアプリンセス: 王子ジークに一目惚れし、恋の予感を感じながらも事件に巻き込まれます。
• - 大森ゆうこ / キュアハニー: ブラックファングの悪行に対し、強い態度で立ち向かいます。
• - 氷川いおな / キュアフォーチュン: 基本的に冷静で、物事をじっくり考える姿勢を持っています。

ゲストキャラクター

• - つむぎ: バレリーナの人形で、実は動けない少女。彼女の物語が映画の大きなテーマとなります。
• - ジーク: ドール王国の王子で、一人二役としての存在感が重要な役を果たします。
• - ブラックファング: 本作の敵であり、不幸を紡ぐ能力を持ち、つむぎを利用します。

結論

『ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』は、友情や愛といったテーマが強調され、観客の参加が促される工夫が施された魅力的な作品です。ストーリーの中で描かれる感動的なキャラクターの成長とその結末は、多くのファンに感銘を与えるものでしょう。

もう一度検索