映画「HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」
2018年10月27日に公開された『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は、
プリキュアシリーズの15周年を記念する作品です。この映画では、シリーズの記念すべきキャッチコピー「あなたとの想い出、私たちはずっと忘れない―!」と共に、55人の歴代プリキュアが大集結し、観客に感動を提供します。
概要
本作は、現行放送中の『HUGっと!プリキュア』とシリーズ初作『ふたりはプリキュア』を中心にしたクロスオーバー作品です。この映画は、特報が
2018年3月に発表され、6月には正式タイトルが決定しました。さらに、この作品は『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』以来、オールスターズを冠した作品であり、歴代プリキュアがオリジナルキャストで再登場します。特に、全55人の声付き出演は、2011年の『映画 プリキュアオールスターズDX3』以来7年半ぶりのことです。この映画は、初めて秋に公開されたプリキュアの単作映画でもあります。監督は、宮本浩史が務め、セルアニメと3DCGを融合した作品に仕上げられています。
声優陣には、敵役ミデンを演じる
宮野真守が参加しており、また、女優でモデルの
山本美月も映画宣伝隊長として登場します。映画の中では、はぐたんとハリーによるミラクルライトの説明が行われます。これにより、観客も共に映画の世界に参加できる体験が生まれます。
興行成績
映画の公開初日には、230スクリーンで上映され、観客動員数は30万9781人、興収は3億5357万7300円を記録し、観客動員ランキングでは初登場第1位を獲得しました。これは前年度の『映画
キラキラ☆プリキュアアラモード』に続く快挙であり、過去の作品に比べても高い興行成績を誇ります。その後も興行成績は良好で、公開から5週後には累計観客動員が90万人を超え、最終的には
日本映画製作者連盟から発表された
2018年の邦画興行収入で11億5000万円を達成しました。
あらすじ
物語は、街で暴れるモンスターをプリキュアたちが撃退するところから始まります。しかし、敵キャラクターであるミデンの出現によって、敵は歴代プリキュアたちの想い出を奪い、仲間たちを幼児の姿に変えてしまいます。はなたちは、幼くなった仲間たちを救い出すために立ち向かうことになります。絶望の中で彼女たちの絆が試され、突きつけられた困難を乗り越える姿が描かれています。
登場キャラクター
この映画には、多くの歴代プリキュアや彼女たちを支える妖精たちが登場します。特に、『HUGっと!プリキュア』のメンバーや『ふたりはプリキュア』のキャラクターたちが再び集結し、観客に懐かしさと新たな感動を提供します。また、新たにゲストキャラクターや、全く新しいストーリーの要素も加わり、映画をより一層魅力的なものにしています。
まとめ
『映画 HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は、
プリキュアシリーズの歴史を振り返りつつ、新しい感動を届ける作品です。映画は、多くのファンにとって感謝の気持ちを込めて制作された特別な作品となっており、今後の
プリキュアシリーズにも大きな影響を与えるでしょう。この映画は、シリーズのファンのみならず、新たにファンを増やすきっかけになることが期待されます。