春日部市消防本部

春日部市消防本部の概要

春日部市消防本部は、埼玉県春日部市において消防業務を担う機関で、市全域にわたるサービスを提供しています。消防本部の所在地は春日部市谷原新田2097-1で、管轄面積は約65.98平方キロメートルです。職員数は304名を擁し、地域の安全を守るために日々尽力しています。

消防設備と機械

最新の消防設備を備えており、2020年4月1日現在の主な機械は以下の通りです。

• - 普通消防ポンプ自動車：6台
• - 小型動力ポンプ付積載車：1台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：8台
• - はしご付消防自動車：1台
• - 屈折はしご付消防自動車：1台
• - 化学消防自動車：1台
• - 救助工作車：2台
• - 救急自動車：9台
• - 緊急資材搬送車、支援車、指令車、査察車などその他多様な車両も揃っています。

これらの機材を駆使し、不要不急の事態への迅速な対応が求められる中で、非常に高い性能と信頼性を誇っています。

沿革

春日部市消防本部は、1961年に旧春日部市消防署が市役所内に設置され、消防業務がスタートしました。その後、様々な発展を遂げ、1963年には仮消防庁舎を新築。次いで1972年に武里分署が開署されるなど、地域のニーズに応える体制を整えていきました。

1995年には東分署が建て替えられ、2005年には北葛飾郡庄和町との合併を経て、現行の春日部市消防本部が設立されました。2011年には東日本大震災での緊急消防援助隊の派遣を行い、地域貢献もしています。

相互応援協定

春日部市消防本部は、効率的かつ迅速な救助活動を行うため、隣接する消防組織と「消防相互応援協定」を締結しています。この協定により、近隣で発生した災害にも即座に対応できる体制を築いており、県内の全市町村とも大規模災害時の協定を結んでいます。

特に、さいたま市消防局、越谷市消防局、埼玉東部消防組合をはじめとする多くの機関との連携が強化されており、広域的な支援体制が整っています。その他にも、千葉県内の野田市消防本部や、埼玉県防災航空隊、特別機動援助隊（埼玉SMART）との協定を通じて、万全を期しています。

未来の展望

2024年には武里分署が新しく移転・新築される予定で、さらなる利便性の向上が期待されています。これまでも災害への備えを強化し、地域の皆様に安心を提供し続ける努力を続けています。地域の安全を担うこの消防本部は、今後もその進化を続けていくことでしょう。

もう一度検索