春風亭弁橋

春風亭弁橋のプロフィールと経歴

春風亭弁橋（しゅんぷうてい べんきょう）は、1996年5月17日に生まれ、現在は落語芸術協会に所属する二ツ目の落語家です。本名は石坪卓巳で、八代目春風亭柳橋の門下生として修業を積んでいます。

教育と入門

弁橋は、2012年4月に山梨県立韮崎高等学校の文理科に入学し、2015年3月に同校を卒業しました。卒業後、彼は8代目春風亭柳橋に入門し、前座名「べん橋」として活動を開始します。初めて高座に上がったのは、2015年8月17日の新宿末広亭での「寿限無」です。弁橋は、その後約4年間の前座期間を経て、2019年8月の中席において二ツ目に昇進し、前座名も「弁橋」と改称しました。この昇進は、山梨県出身の落語家として、林家正雀以来約40年ぶりの快挙となりました。

活動とユニット

2021年、弁橋は落語芸術協会の若手ユニット「ルート9」を立ち上げました。このユニットは、落語家と講談師からなる全9名で構成され、弁橋はその中で、同じく春風亭弁橋、神田桜子、三遊亭仁馬の3人で「さば弁」というユニットを組んでいます。彼らは独特のスタイルで、観客を楽しませるための新しい取り組みを行っています。

人物的特徴

弁橋は、落語界でも珍しい女装趣味を持っており、「富士家みる姫」というキャラクターで高座に立つことがあります。この独自のキャラクターは、彼の魅力の一つであり、観客を新たな視点から楽しませています。

出演作品

弁橋は、テレビや雑誌、ウェブサイトなど多岐にわたるメディアに出演しています。2020年には日本テレビの『親バカ青春白書』において落研部員役で出演し、注目を集めました。また、2021年7月14日発売の雑誌anan2258号では、ルート9として特集され、彼の活動が広く認知されるきっかけとなりました。さらに、2022年3月19日には、テレビ朝日のYouTubeチャンネルにおいてルート9の密着映像が公開されました。

SNSと外部リンク

弁橋はSNSでも活発に活動しており、TwitterやInstagram、note、YouTubeチャンネルを通じてファンと交流を深めています。特に、落語の魅力や自身の日常についての情報を発信し、多くの支持を集めています。彼の活動について詳しく知りたい方は、落語芸術協会の公式サイトやSNSを通じてチェックしてみてください。

春風亭弁橋は、伝統的な落語の枠を超え、独自のキャラクターや活動で新たなファン層を獲得し続けています。これからの活躍にも期待が高まる若手落語家です。

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