昭和消防署

昭和消防署について

昭和消防署（しょうわしょうぼうしょ）は、愛知県名古屋市昭和区御器所通に所在し、名古屋市消防局に属する重要な消防署です。この消防署は地域住民の安全を守るために、様々な活動を行っています。昭和消防署の所在地は、名古屋市昭和区御器所通2丁目16番地の1にあり、緯度35度8分44秒、経度136度57分10.5秒の位置にあります。さらに、昭和区内には複数の出張所も存在し、その中には八事出張所と白金出張所があります。八事出張所は名古屋市昭和区花見通3丁目29番地、白金出張所は福江二丁目8番11号に位置しています。

過去には、高辻出張所や堀田出張所、鶴舞出張所など、いくつかの出張所が存在していましたが、一定の期間を経て廃止されたり、他の消防署に移管されたりしました。このように、昭和消防署は地域の消防サービスの変遷を反映する歴史を持っています。

昭和消防署の歴史

昭和消防署は、1933年（昭和8年）4月に愛知県南消防署御器所出張所として設立されました。設立当初から地域消防の役割を果たしており、1943年には愛知県叢雲消防署に改組されました。この時点で、南消防署から高辻出張所が、そして別の消防署から堀田出張所が移管されました。

1944年には、いくつかの異動が行われました。鶴舞出張所が南消防署から移管され、高田消防署から広路出張所が設置されるなど、地域の消防体制が調整されました。また、松栄出張所が広路出張所跡に設置されることになり、堀田出張所は高田消防署に移管されました。

その後、当署は何度か本署の移転を経験しました。1945年に本所が昭和区天池町に移転し、10月には高辻出張所が廃止されました。1946年には鶴舞出張所が廃止となり、松栄出張所は休止しました。1948年に名古屋市消防局発足に伴い、名古屋市昭和消防署に改組されました。

1960年代になると、消防署は更なる進展を遂げます。1959年に現所在の御器所通2丁目16番地に本署を移転後、1963年に救護隊が設置され、1965年には天白出張所が設立されました。さらに、1969年には白金出張所が設置され、松栄出張所は廃止されました。1972年には、白金出張所の住所が住居表示の実施に伴って変更されました。

地域貢献と現在の姿

昭和消防署は、地域の安全を守るため様々な救急活動を展開しており、消防訓練や地域住民との交流活動も大切に行っています。地域の方々に対する防火啓発や消防訓練への参加を通じて、消防署と地域社会が一体となることを目指しています。

現在、昭和消防署は名古屋市消防局の一員として、地域の災害対応や火災消火に全力を挙げて取り組んでいます。地域の皆様の信頼と期待に応えるべく、安全な生活環境の確保に貢献し続けています。

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