昭和設計 (建築設計事務所)

株式会社昭和設計：建築と都市の未来を創造する総合設計事務所

株式会社昭和設計は、建築設計を基軸に、都市計画、都市開発、建設コンサルタント業務を展開する、歴史と実績を誇る総合設計事務所です。大阪市に本社を置き、東京、埼玉、北陸、三重、和歌山、神戸、高知、九州、そして海外には上海にも拠点を展開し、全国規模、グローバル規模での事業を展開しています。

幅広い事業領域と専門性の高い人材

同社の事業領域は多岐に渡ります。建築設計はもとより、都市の計画・開発、そして上下水道といったインフラ整備にいたる建設コンサルタント業務も担っています。これを実現するのは、建築士や技術士といった専門家だけでなく、医業経営コンサルタントや再開発プランナーなど、多様な専門分野のスペシャリストが在籍していることが大きな強みです。

さらに、関連会社である株式会社S-PLAN（建築設計）と株式会社E&Sエンジニアリング（設備・構造設計）との連携により、設計から施工まで一貫した高品質なサービスを提供しています。これにより、クライアントのニーズに柔軟かつ迅速に対応し、最適なソリューションを提供できる体制を築いています。

歴史と実績に裏付けられた信頼

1957年、神戸市で株式会社昭和建築設計事務所として創業して以来、昭和設計は着実に成長を遂げてきました。60年以上にわたる歴史の中で、数々のランドマークとなる建築物を設計、数多くの都市開発プロジェクトに参画し、日本の建築・都市の進化に貢献してきました。

その歴史は、数々のオフィス移転や組織改編、新部署の設立という形で刻まれています。1958年の大阪への移転を皮切りに、東京、九州、上海などへの進出、そして土木部上下水道部門（現・水工本部）の設置、プラント部、企画部、都市部の設立、環境設計部、BIM推進室など、時代の変化を捉えながら事業領域と組織体制を進化させてきました。

阪神・淡路大震災を契機とした耐震設計基準の作成や、ISO9001、ISO14001の認証取得など、社会貢献と品質管理にも積極的に取り組んできています。これらの取り組みは、同社の高い信頼性と社会への責任感を示すものです。

革新と持続可能性への取り組み

近年では、健康経営宣言やShowa Mindの策定など、従業員の働き方改革や企業文化の醸成にも力を入れています。また、BIM（Building Information Modeling）の導入など、先進的な技術を取り入れ、設計プロセスの効率化と品質向上に努めています。

これらの取り組みは、単なる企業活動の枠を超え、持続可能な社会の実現に貢献するものであり、株式会社昭和設計の未来へのビジョンを示しています。

独立性の確保

なお、社名の一部が類似する静岡市の昭和設計株式会社や、大阪市にある昭和設計コンサルタントとは、一切資本関係、人的関係を含め、何ら関連性はありません。

参考文献

建築画報 1992年（平成4年）特集／昭和設計 232
建設人ハンドブック2010年版 建築・土木界の時事解説 日刊建設通信新聞社 2009
建設人ハンドブック2011年版 日刊建設通信新聞社 2010
ISO9001を活かす81のポイント 建設コンサルタンツ協会品質保証専門委員会 2005
設計事務所名簿 近畿版2005, 建築ジャーナル編, 建築ジャーナル, 2004年, ISBN 9784860355050
設計事務所名簿 大阪府版2004, 建築ジャーナル編, 建築ジャーナル, 2003年, ISBN 9784860355029
大阪建築士事務所協会会員名簿 2006年版, 大阪建築士事務所協会編, 大阪建築士事務所協会
大阪府建築士会名簿, 大阪府建築士会編, 1993
* 建設コンサルタント名鑑〈2003〉

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