景雲橋

景雲橋（けいうんばし）

景雲橋は、新潟県三条市を流れる信濃川に架かる、新潟県道537号塚野目代官島線に属する橋梁です。全長約399.2メートル（m）の鋼鈑桁橋であり、地域の交通を支える重要な役割を果たしています。

概要

景雲橋は、鋼単純合成鈑桁橋が11連連なった構造を持っています。その主要な特徴は以下の通りです。

形式: 鋼単純合成鈑桁橋11連
橋格: 1等橋（TL-20）
橋長: 431.000 m
支間割: 36.400 m + 36.300 m + 3×36.400 m + 36.350 m + 4×43.500 m + 30.700 m
幅員:
総幅員: 10.750 m
有効幅員: 9.750 m
車道: 7.250 m
歩道: 片側2.500 m
床版: 鉄筋コンクリート
施工: 松尾橋梁・日本鋼管・三菱重工業・日本鉄塔工業JV
架設工法: ケーブルエレクション直吊り工法・自走クレーンベント工法

歴史

景雲橋は、かつて木橋として存在していました。その歴史は以下の通りです。

1964年（昭和39年）10月8日: 橋長277.0 m、幅員4.0 m、木杭基礎の木橋として完成。
木橋は、信濃川下流部で最後まで残った木橋でした。
* 1989年（平成元年）10月20日: 永久橋として架け替えられました。

現在の景雲橋は、1989年に架け替えられた永久橋であり、その堅牢な構造で地域の交通を支え続けています。

橋梁管理者

景雲橋は、新潟県三条地域振興局地域整備部によって管理されています。

もう一度検索