最勝院 (伊豆市)

最勝院（さいしょういん）

最勝院は、静岡県伊豆市にある曹洞宗の寺院です。

歴史

1433年（永享5年）に創建されました。創建の由来には諸説あり、一つは関東管領であった上杉憲実が創建したとする説、もう一つは上杉憲清が祖父である重兼の菩提を弔うために創建したとする説です。最勝院の公式サイトでは、後者の説を採用しています。

開山である吾宝宗璨（ごほうそうさん）のもとには優秀な弟子たちが集まり、彼らが各地に新たな寺院を創建していきました。その結果、最勝院は1,200以上の末寺を擁する本山格の寺院へと発展しました。

最勝院は、過去に2度、火災に見舞われています。1827年（文政10年）と1940年（昭和15年）に全焼しましたが、その都度再建され、現在の姿に至っています。

交通アクセス

伊豆箱根鉄道駿豆線 田京駅から徒歩約25分

脚注

伊豆八十八箇所霊場三番札所
除魔招福・火防尊霊場

参考文献

静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩（歴史散歩22）』山川出版社、2006年

外部リンク

* 最勝禅院・最勝院｜伊豆八十八箇所霊場三番札所、除魔招福・火防尊霊場

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