月刊F・S・B新年号 GROOVY MISSILE

『月刊F・S・B新年号 GROOVY MISSILE』は、ロックバンドFEEL SO BADが1999年12月に発表した10枚目のアルバムです。ビーイング傘下のZAIN RECORDSから発売されました。このアルバムは、彼らが12ヶ月連続でCDをリリースするという ambitious な試みの第4弾として位置づけられています。

アルバムタイトルに「新年号」とあるように、2000年という新世紀の幕開けを意識したコンセプトとなっています。1999年の末にリリースされたこの作品は、来るべき新しい時代への期待と、当時の音楽シーンに対する彼らなりのメッセージが込められているのかもしれません。

収録曲は以下の通りです。

1. 時計じかけの暴れん坊 (作詞：川島だりあ・大橋雅人、作曲：川島だりあ)
2. ITEM (作詞・作曲：倉田冬樹)
3. 美しい脳 (作詞：川島だりあ・大橋雅人、作曲：倉田冬樹)
4. 変でヘンになる (作詞：川島だりあ・大橋雅人、作曲：倉田冬樹)
5. ポチの大脱走 (作詞：川島だりあ・大橋雅人、作曲：川島だりあ)
6. Dancin' in the middle of the night (作詞・作曲：川島だりあ)
7. Deeper (作詞・作曲：川島だりあ)
8. KAOSの森 (作詞・作曲：倉田冬樹)
9. 幸か不幸か?彼は後者 (作詞：川島だりあ・大橋雅人、作曲：倉田冬樹)
10. FIGHTERS (作詞・作曲：山口昌人)

これらの楽曲は、川島だりあ、倉田冬樹、山口昌人といったメンバーによって作詞・作曲されています。特に、川島だりあが多くの楽曲を手がけているのが特徴です。彼女はFEEL SO BADの中心人物であり、その音楽的才能がこのアルバムにも色濃く反映されています。

このアルバムは、FEEL SO BADのディスコグラフィーの中でも、特にユニークな位置を占めています。12ヶ月連続リリースという企画自体が実験的であり、その中でも「新年号」というコンセプトは、彼らの音楽的な冒険心を象徴していると言えるでしょう。1999年という時代、そして2000年への期待感が込められたこのアルバムは、FEEL SO BADのファンだけでなく、90年代の音楽シーンを振り返りたい人にとっても興味深い作品です。

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