有原航平

有原航平のプロフィール

有原 航平（ありはら こうへい）は1992年8月11日生まれ、広島県広島市佐伯区出身のプロ野球選手です。彼は右投右打の投手であり、現在は福岡ソフトバンクホークスに所属しています。

学歴とプロ入りまでの経緯

有原は幼少期から野球に親しみ、小学校では「河内少年野球クラブ」に入り、そこで投手としてのキャリアをスタートしました。その後、三和中学校の軟式野球部を経て、広陵高校に進学します。広陵高校では、2年生の春にベンチ入りし、秋にはエースに昇格。3年生の時には選抜高校野球に出場し、4試合に先発しチームをベスト4まで導きました。

高校卒業後、早稲田大学へ進学。大学でも投手として活躍し、全日本大学野球選手権では無失点でのコールド勝ちを経験。3年生の秋リーグでは、50.1回を投げ防御率0.72を記録し、最優秀防御率のタイトルを獲得しました。大学通算では62試合271回を投げ、19勝12敗、防御率2.72という成績を収めました。

プロ入りと日本ハム時代

2014年のドラフトで横浜DeNAベイスターズ、広島東洋カープ、阪神タイガース、北海道日本ハムファイターズから1位指名を受け、日本ハムが交渉権を獲得して契約に合意しました。2015年には開幕から苦しみながらも、最終的にパ・リーグの最優秀新人に選出されました。翌年の2016年には11勝を挙げ、チームの日本一に貢献しました。

最初のプロシーズンから活躍が期待され、2017年にはチームの開幕投手を務めましたが、シーズン全体としては波がありました。2019年には自己最多の15勝を挙げ、最多勝に輝く成果を収めました。

MLBとレンジャーズ時代

2020年のオフにポスティングシステムを利用しメジャーリーグ移籍を希望し、テキサス・レンジャーズと契約。2021年にメジャーデビューし、その後もジリジリと成績を上げていくも、肩に問題を抱え手術を受けることになりました。2022年は怪我を乗り越えメジャーに復帰、シーズン最初の方は倉庫入りし、途中からは成績に波があったものの復活を果たしました。

ソフトバンク時代

2023年に福岡ソフトバンクホークスに入団。春季キャンプを経てオープン戦では思うような結果が出ず、開幕は二軍からのスタートとなりましたが、二軍でしっかりと調整を行い、一軍に昇格。その後、対戦チームである横浜DeNAベイスターズ戦での初先発に向け準備が進められました。

選手としての特徴

有原は156km/hに達する速球と、カットボールやフォークを駆使した多様な投球スタイルが特長です。厳しい試合運びと冷静な判断力で多くのファンに支持されています。

人物背景

彼は広島県の出身で同じく野球選手の石田健大と交流があります。また、2016年に事故現場での人命救助を行ったことでも注目されました。2020年には一般女性との結婚も発表しました。

まとめ

有原航平は学生時代からの努力を重ね、日本のプロ野球界での成功をつかんできました。今後も彼の成長と活躍に注目が集まります。

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