有希子・章子・麻里 夜遊びしナイト

有希子・章子・麻里の夜遊びしナイト

『有希子・章子・麻里の夜遊びしナイト』は、1986年1月5日から4月6日までニッポン放送を始めとするNRN系列局で放送されていたラジオ番組です。前身番組である岡田有希子のソロラジオ『岡田有希子の夜遊びしナイト』（1985年10月13日 - 12月29日）を含め、その詳細を解説します。

概要

サンミュージックが制作を手掛けたこの番組は、『サトミ・ヒトミ・ユキコの何かいいことないか仔猫ちゃん』から『トキメキパジャマ MARI・NORI・AKIのドッキンタイム』へと続くラジオ番組シリーズの第三弾でした。ニッポン放送では、このシリーズとは別に岡田有希子単独パーソナリティの『岡田有希子 ちょっとおあずけ』が放送されていましたが、『有希子・章子・麻里の夜遊びしナイト』の収録はニッポン放送本社ではなく、当時日比谷中日ビルにあった東海ラジオ放送東京支社内のスタジオで行われました。そのため、事実上の幹事局がニッポン放送から東海ラジオ放送へ移行した形となりました。

岡田有希子のソロ番組としてスタートした『岡田有希子の夜遊びしナイト』は、初回放送で「さあ今日から、有希子と一緒にしないとナイトしようね!」という言葉で幕を開けました。その後、1986年1月5日からは、同じサンミュージック所属の岡谷章子と水谷麻里が加わり、3人体制の番組としてリニューアル。タイトルも『有希子・章子・麻里 夜遊びしナイト』に変更されました。

最終回となった1986年4月6日の放送（日付上は4月7日。岡田有希子の自殺前日）は、『仰げば尊し』の合唱で始まりました。これは、岡田有希子の番組卒業が既に決定していたことを示唆しています。この放送では、岡田有希子からテレビ朝日系ドラマ『家出少女』の撮影開始告知や、新曲『花のイマージュ』の初オンエアがありました。また、エンディングテーマには、ファンに人気の高かった『Believe In You』が使用されました。

後番組として、岡谷章子と水谷麻里が引き続き出演し、新たに酒井法子が加わった『トキメキパジャマ MARI・NORI・AKIのドッキンタイム』が、1986年4月13日からニッポン放送で放送開始されました。

主なコーナー

ありそでなさそでウッフン
心の診察室
しナイト・ナイト・リクエスト
シナイト不動産・シナイト役場
番組内の架空の島「シナイト愛ランド」にリスナーが家や店を持てるという設定で、店名や種類を募集。参加には使用済み古切手10枚以上を『シナイト不動産』宛に送る必要があり、集められた古切手はユネスコやユニセフなどを通じて、アジアやアフリカの貧困層への医療資金として活用されました。また、『シナイト役場』では土地や家屋の登記簿の発行も行っており、希望者には会員証に準じる「土地・家屋登記簿カード」が返送されました。
その他

放送時間・ネット局

ニッポン放送：日曜 25:00 - 25:30
北海道放送：土曜 23:40 - 24:10
東北放送：日曜 23:30 - 24:00
新潟放送：日曜 22:00 - 22:30
東海ラジオ放送（事実上の幹事局）：日曜 23:00 - 23:30
静岡放送：日曜 22:30 - 23:00
毎日放送：土曜 24:30 - 25:00
中国放送：土曜 21:20 - 21:50
西日本放送：土曜 23:00 - 23:30
* 九州朝日放送：日曜 24:35 - 25:05

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