有田南インターチェンジ

有田南インターチェンジの概要

有田南インターチェンジ（ありだみなみインターチェンジ）は和歌山県有田郡有田川町天満に位置し、湯浅御坊道路の一部として機能しています。このインターチェンジはハーフICとして設計されており、白浜方面にのみアクセスできる点が特徴です。大阪方面へは、阪和自動車道の有田ICを利用する必要があります。周囲の地域では有田川町や有田市の近隣ICとして重要な役割を果たしており、多くの利用者にとって便利な交通の要所となっています。

接続道路

有田南インターチェンジは、E42 湯浅御坊道路（26番）や有田川町道土生池線と接続しており、地元の交通網を支えています。

歴史

このインターチェンジは1994年に設立され、当初「吉備南インターチェンジ」という名称で開設されました。しかし、開通当初は施工中であったため、供用開始は同年12月となりました。2007年には名称が「有田南インターチェンジ」に変更され、これは有田川町の発足に伴うものであり、地元の要望を受けた結果です。この変更に関連し、地元自治体と西日本高速道路（NEXCO西日本）との間で協議が行われ、利用者の意見を参考にしながら行われました。また、名称変更に伴う費用は約6000万円で、この負担をNEXCO西日本が負担しました。

その後、4車線化工事も進められ、入口ランプの新設が行われました。しかし、既存のランプからの切り替えに伴い、下り線（白浜方面）入口は2019年12月1日から2020年3月1日までの3ヶ月間、全日で閉鎖されることとなりました。最終的に4車線化工事は2021年12月に完了しました。

年表

• - 1994年（平成6年）

- 7月11日: 湯浅御坊道路吉備IC - 広川IC間が開通。
- 12月21日: 吉備南インターチェンジとして供用開始。

• - 2007年（平成19年）

- 11月3日: 名称を有田南インターチェンジに変更。

• - 2021年（令和3年）

- 12月18日: 阪和自動車道・湯浅御坊道路間の4車線化工事が完了。

周辺情報

有田南インターチェンジの周辺には、藤並駅（JR西日本紀勢本線）や有田川町立藤並小学校、有田川町役場吉備庁舎、地域交流センター「ALEC」、鷲ヶ峰コスモスパークなどがあります。これらの施設は地域住民にも利便性を提供し、インターチェンジの位置する有田川町の生活の基盤となっています。

料金所

有田南インターチェンジの料金所は、入口と出口それぞれで2レーンが設けられており、ETC専用レーンが1レーン、一般レーンも1レーンずつ存在しています。これにより、スムーズな通行が可能となっています。

隣接するインターチェンジ

有田南インターチェンジは、E42 湯浅御坊道路に位置し、隣接するインターチェンジとしては、(25)有田IC - (26)有田南IC - 吉備湯浅PA - (27)湯浅ICがあります。これにより、交通アクセスが整備され、移動の利便性が向上しています。

おわりに

有田南インターチェンジは、地域の発展とともに進化を遂げてきた重要な交通インフラです。利用者にとって便利な交通手段を提供し、地域のつながりを支え続けています。

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