湯浅御坊道路

湯浅御坊道路

湯浅御坊道路は、和歌山県御坊市から有田川町を結ぶ、全長約19.4kmの自動車専用道路です。阪和自動車道に並行する国道42号の自動車専用道路として整備されており、NEXCO西日本が管理する一般有料道路として供用されています。

概要

湯浅御坊道路は、当初2車線で開通しましたが、南紀白浜方面への観光客増加に伴い、慢性的な渋滞が問題となっていました。そのため、2010年に4車線化の都市計画が決定され、2021年12月18日に全線4車線化が完了しました。また、4車線化に合わせて川辺ICのフルインターチェンジ化も行われ、利便性が向上しています。

一般有料道路ですが、ETC通勤割引が適用されます。阪和自動車道と一体的に利用されることが多く、和歌山方面が上り線、白浜方面が下り線と認識されています。インターチェンジ番号も阪和自動車道に合わせて、終点の有田ICから起点の御坊ICに向かって番号が振られています。

路線データ

起点：和歌山県御坊市野口
終点：和歌山県有田郡有田川町天満
路線延長：19.4 km
道路規格：第1種第3級
設計速度：80 km/h
車線数：4車線
幅員：7.0 m（片側3.5 m）

道路の位置関係

近畿自動車道紀勢線の一部を構成し、阪和自動車道と接続しています。


（大阪・和歌山方面） - E26 / E42 阪和自動車道 - E42 ※湯浅御坊道路 - E42 阪和自動車道 - E42 紀勢自動車道 - E42 ※すさみ串本道路 - E42 ※串本太地道路 - E42 ※那智勝浦新宮道路 - E42 ※新宮道路 - E42 ※新宮紀宝道路 - E42 ※紀宝熊野道路 -E42 ※熊野道路 - E42 ※熊野尾鷲道路 - E42 紀勢自動車道 - （津・名古屋方面）
※は並行する一般国道自動車専用道路を示す。

インターチェンジ

有田IC
有田南IC
吉備湯浅PA
湯浅IC
広川IC
広川南IC
川辺IC
御坊IC

歴史

1990年（平成2年）4月6日：施行命令
1991年（平成3年）12月20日：基本計画決定
1994年（平成6年）7月11日：吉備IC（現・有田IC） - 広川IC間開通
1994年（平成6年）12月21日：吉備南IC（現・有田南IC）、吉備湯浅PA供用開始
1996年（平成8年）3月30日：広川IC - 御坊IC間開通により全線開通
2003年（平成15年）12月14日：御坊IC - みなべIC間開通に伴い御坊ICで阪和自動車道と接続
2004年（平成16年）10月16日：広川南IC供用開始
2007年（平成19年）11月3日：吉備ICを有田ICに、吉備南ICを有田南ICにそれぞれ改称
2010年（平成22年）11月24日：4車線化の都市計画決定
2013年（平成25年）6月11日：有田IC - 御坊IC間の4車線化工事について国土交通省より事業許可
2013年（平成25年）6月22日：4車線化事業 着工式
2021年（令和3年）12月18日：有田IC - 御坊IC間4車線化。これにより全線4車線化。川辺IC（御坊方面出入口）供用開始

主なトンネルと橋梁

(情報なし)

交通量

(情報なし)

関連項目

近畿地方の道路一覧
日本の一般有料道路一覧
海南湯浅道路

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