服部航介

服部 航介（はっとり こうすけ）

服部 航介は、1993年6月4日に生まれた日本のラグビーユニオン選手です。現在、ジャパンラグビーリーグワンに参戦している三重ホンダヒートの一員としてプレーしています。

経歴とキャリア

服部選手のラグビーキャリアは、郷里である和歌山県で始まりました。地元の和歌山工業高校でラグビーを続け、卒業後の2012年には大学ラグビーの強豪として知られる帝京大学へと進学しました。帝京大学ラグビー部で高いレベルでのトレーニングを積み、大学選手権などでも活躍するチームの中で自身のスキルを磨きました。大学での4年間は、その後のプロキャリアへ繋がる重要な期間となりました。

大学を卒業した2016年、服部選手は当時のHonda Heat（現 三重ホンダヒート）への加入を果たしました。加入当初は経験を積む時期を経て、チームの一員として着実に歩みを進めます。

そして、社会人選手として公式戦のピッチに初めて立ったのは、2020年2月22日のことです。この日行われたジャパンラグビートップリーグ第6節、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスとの試合に途中出場し、プロとしての第一歩を踏み出しました。以降、三重ホンダヒートのフランカーとして、リーグワンの舞台で奮闘を続けています。

プロフィール

服部航介選手の基本的なプロフィールは以下の通りです。

生年月日: 1993年6月4日
出身地: 和歌山県
ポジション: フランカー (FL)
身長: 181 cm
体重: 99 kg
ニックネーム: ハンゾー

ポジションであるフランカーは、フォワード第三列の一角を担う重要な役割です。スクラムの左右に位置し、ブレイクダウンでのボール争奪や、フィールド全体での運動量豊富なプレーが求められます。攻撃ではラインブレイクを狙ったり、サポートに入ったりし、防御では相手アタックの芽を摘むタックルやジャッカル（タックル成立後のボール奪取）でチームに貢献します。服部選手も、その身長と体重を活かしたフィジカルコンタクトと、フランカーに不可欠な運動量を持ち味として、三重ホンダヒートの攻守両面を支えています。

三重ホンダヒートでの役割

三重ホンダヒートは、ジャパンラグビーリーグワンのディビジョンに所属し、トップリーグ時代から続く歴史を持つチームです。服部選手は、このチームにおいてフランカーとして、激しいコンタクトエリアでのプレーや、素早いカバーディフェンス、そしてアタックへの積極的な参加を通じて、チームの勝利に貢献することを目指しています。長年在籍している選手として、チーム内での信頼も厚く、経験を活かしたリーダーシップも期待される存在です。

今後への展望

公式戦出場を果たし、リーグワンの舞台で経験を重ねる服部航介選手。フランカーとして求められる能力を高め続け、チームの成績向上に貢献していくことが期待されます。持ち前の粘り強さと運動量で、これからも三重ホンダヒートのキープレーヤーとして活躍していくことでしょう。今後の更なる成長と活躍から目が離せません。

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