木岡二葉

木岡二葉（きおか ふたば）

木岡二葉は1965年11月22日生まれで、静岡県出身の元女子サッカー選手です。選手時代は主にフォワードやミッドフィールダーとして活躍し、フリーキックが得意でした。現在は日本サッカー協会で役員として活動しています。

来歴

彼女のサッカーキャリアは1978年、中学時代に清水第八スポーツクラブで始まりました。高校は静岡英和高校に進学し、その後1989年に日本女子サッカーリーグ（L・リーグ）が発足すると同時に清水FCレディースでプレーを開始しました。1991年には静岡県体育協会から優秀選手章を受けるなど、その活躍が評価されました。

日本女子代表には1981年に第1期生として招集され、以降、数々の国際大会でプレーしました。特に1996年のアトランタオリンピックでは最後の招集を受け、ドイツ戦でゴールを決めるなど、75試合出場、30得点という素晴らしい成績を残しました。

1997年にはスウェーデンのエクサベックIFに移籍し、前期リーグの期間に3ヶ月間プレーした後、日本に戻りました。

所属クラブ

• - 清水第八スポーツクラブ (1978年 - 1988年)
• - 清水FCレディース / 鈴与清水FCラブリーレディース (1989年 - 1996年)
• - エクサベックIF (1997年4月 - 6月)

個人成績

彼女は清水FCレディースに在籍していた頃、日本女子サッカーリーグで1989年に優勝を果たしました。また、個人としても1995年に最多アシスト記録を樹立するなど、数多くの賞を受賞しています。特に、1995年の日本女子サッカーリーグでのベストイレブンに選出されたことは、彼女のサッカーキャリアの中での大きな業績の一つです。

代表歴

• - 1981年6月7日: 日本女子代表初出場（チャイニーズタイペイ戦）
• - 1984年10月24日: 初得点を記録（イタリア戦）
• - 主な出場歴: 1991年第1回FIFA女子サッカー選手権大会、1995年第2回FIFA女子サッカー選手権大会、1996年アトランタオリンピック女子サッカー競技

彼女の努力や貢献は、女子サッカーの発展に大きく寄与しています。2005年の3月18日には、国際サッカー連盟（FIFA）から「女子サッカーFIFA親善大使」に選ばれ、女子サッカーの普及や発展のために幅広い活動を行っています。世界の女子サッカー界の向上を目指して、トーナメントやイベント、会議などにもFIFA代表として参加しています。

木岡二葉は、女子サッカー選手としての優れたキャリアを持つだけでなく、現在もその経験を活かし、サッカー界に貢献する役員として活躍しています。

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