木村建

木村建 (Kimura Ken)

日本の音楽シーンを支えるギタリスト、作曲家、編曲家である木村建（きむら けん）。その多彩な才能と、金髪ロングヘアにサングラスという独特なスタイルで、多くのファンを魅了し続けています。愛称はKen"dog"Kimura、キムにい、金犬(きむけん)くんなど。

生い立ちと音楽への目覚め

1964年7月5日、岩手県盛岡市に生まれた木村は、幼少期を遠野市で過ごし、その後仙台市で青春時代を送りました。15歳でギターを手にしたことが、彼の音楽人生の始まりでした。高校時代からバンド活動に没頭し、大学進学を機に上京。本格的な音楽活動を開始し、卒業後は様々なアーティストのサポートを務めるようになりました。

小室哲哉との出会いと、その後の活躍

1994年頃、木村は小室哲哉の個人事務所に所属することになります。以降、自身のバンドやユニットでの活動と並行して、数多くのレコーディングやコンサートツアーにサポートメンバーとして参加。小室哲哉の音楽を支える重要な存在として、その才能を発揮してきました。

スタイルと人物像

180cmの長身に金髪、サングラス、顎髭という強面なビジュアルとは裏腹に、木村は気さくでユーモア溢れる人柄です。ライブMCも得意とし、観客を盛り上げます。好物はすき焼き、茶碗蒸し、蕎麦。意外にもお酒は飲めません。海外でのレコーディングやコンサート公演の経験も豊富で、流暢な英語を話せることから、外国人ミュージシャンとの共同作業も数多くこなしています。

多才な才能

木村の才能は音楽だけに留まりません。父親がロシア語学者である一方、本人は中国語学科を卒業。また、モノマネが得意で、宇都宮隆のツアーでは、ライブ中に様々な人物やキャラクターのモノマネを披露するコーナーが設けられました。映画好きとしても知られ、映画音楽のプロデュースも手掛けています。学生時代には映画製作の経験があり、音楽家としてデビューする前には大手の写真スタジオで働いていたという異色の経歴も持ちます。写真や映像作品にも造詣が深く、写真家の阿部薫とは共同制作も行っています。

コロナ禍での新たな挑戦

2020年のコロナ禍における外出自粛期間中、木村は自身の番組「金髪魂」の配信を開始しました。番組内ではギターの演奏はほとんどせず、毎週一人で2時間から3時間ほどのトークを繰り広げています。

主な活動

参加バンド・ユニット

The GLAN
No!Galers
ザ・トロフィーズ
DISCO HARDAYZ BAND
The Geezer
UGB

ライブサポート

小室哲哉、木根尚登、trf、KEIKO、華原朋美、大賀埜々、hitomi、ISSAなど、数多くのアーティストのライブをサポートしています。

参加作品

Ken "dog" Kimura名義で、楽曲提供、編曲、レコーディングなど、幅広い音楽制作に携わっています。

映画音楽

映画音楽のプロデュースも手掛けています。

テレビ番組出演

TK MUSIC CLAMP、LOVE LOVE あいしてる、HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMPなど、人気音楽番組にも出演しています。

外部リンク

木村建 (@kenblonddog) - X（旧Twitter）
木村建 (@kendog2649) - Instagram
ツイキャス「金髪魂」
アートにエールを！東京プロジェクト「Photo Blues」
* ギフテッド フリムンと乳売り女

木村建は、その音楽に対する真摯な姿勢と、常に新しいことに挑戦する探究心で、これからも日本の音楽シーンに貢献していくことでしょう。

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