『
木村拓哉のWhat's UP
SMAP!』は、
1995年1月から2018年まで放送された
ラジオ番組で、TOKYO FMを中心とするJFN系全国38局で放送されていました。この番組は
木村拓哉の冠番組であり、
SMAPにまつわる様々な裏話や個人的なエピソードをリスナーに届けることが特徴でした。番組の愛称は「ワッツ」であり、リスナーとの密かな交流が魅力を引き立てていました。
番組の概要
番組の正式タイトルは『
木村拓哉のWhat's UP
SMAP!』。開始当初は
疑問符が付くスタイルでしたが、木村本人の「なんとなく」の判断で
感嘆符に変更されました。内容は主にプライベートトークや
SMAPメンバーの裏話、木村の人生観や普段話さない心情を語るトークが中心であり、リスナーにとって貴重な情報源となりました。
例えば、「
らいおんハート」の木村ソロバージョンを自己判断で流してしまった際には、スタッフから注意を受けたエピソードなども語られることがありました。また、木村の生い立ちや家族のことにも触れることが多く、特に
工藤静香との結婚時や子供の誕生時の心情を語ることで、リスナーに感情を共有していました。
リスナーとの交流
番組ではリスナーからのFAX、
はがき、メールを通じて様々な質問や要望を受け付けており、これがまた番組の魅力を引き立てていました。中には、ドラマの視聴率について話題にしたことで、木村が「ドラマは特定の音に法則がある」と教えられることもあり、リスナーとの双方向の交流が生まれていました。さらに、
木村拓哉の「
ONE PIECE|ONE_PIECE」への愛情が強く感じられるエピソードも多く、時にはその話題だけで時間が過ぎたこともありました。
番組の変遷と終了
番組は長い年月を経て少しずつ変化していきましたが、2016年の
SMAP解散後も継続し、木村が唯一のメンバーとして『
SMAP』の名前を使用することに留まりました。番組終了日である2018年7月27日には、木村が「次の旅に出るための船に乗りたい」と語り、約24年の歴史に幕を閉じることを告知しました。最終回では、いつも通りの雰囲気で番組を進行し、リスナーへの感謝の気持ちを述べながら番組を締めくくりました。
スポンサーと放送日時
『What's UP
SMAP!』は、
ニコンや
セコムなど複数のスポンサーと共に放送されていました。放送日時は初期から流動的で、放送が進むにつれて安定した時間帯が確立されていきました。最終的には、金曜日の23:00からの枠で固定されました。
まとめ
『
木村拓哉のWhat's UP
SMAP!』は、
木村拓哉の個性と魅力を深く知ることができる
ラジオ番組でした。リスナーとの距離感が近く、独自の情報が満載で、ファンにとって特別な存在でした。番組の終了は多くのファンにとって寂しい出来事でしたが、新しい旅立ちへの期待も抱かせるものでした。