未来からのエアメール

丹下桜の11枚目のシングル「未来からのエアメール」は、2000年2月4日にKONAMIよりリリースされました。

このシングルは、丹下のシングルとしては初めて12cm仕様が採用された作品です。全3曲が収録されており、各曲のカラオケバージョンは収録されていません。

特筆すべき点として、収録曲は全て丹下桜自身が作詞を手掛けています。さらに、カップリング曲である「Release my heart」では、作曲も担当しており、彼女の音楽的な才能が発揮された作品となっています。

「未来からのエアメール」は、かつてベストアルバム『SAKURA』にベストリミックスバージョンとして収録されていましたが、シングル盤のオリジナル音源や、カップリング曲の「Release my heart」、「“おやすみなさい”をいう前に」は、どのアルバムにも収録されていませんでした。そのため、これらの楽曲をアルバムで聴くことは困難でしたが、2011年6月に発売されたベストアルバム『丹下桜 パーフェクト・ベスト』にて、全曲シングル盤の音源が収録されたことで、全ての楽曲をアルバムで楽しめるようになりました。

今作は、丹下桜名義での最後のシングル作品となっています。ただし、アーティストBOOK『SAKURA』には、シングルCD「IN THE FUTURE」が封入されています。

初回限定盤には、ポケットカードが封入されていました。

収録曲

1. 未来からのエアメール [4:27]
作詞：丹下桜、作曲：相川夏生、編曲：吉田潔
TOKYO FMラジオ「氷上・丹下のトラチョコ・チャット」2000年2、3月オープニングテーマ
2. Release my heart [3:52]
作詞・作曲：丹下桜、編曲：福田裕彦
3. “おやすみなさい”をいう前に [4:38]
作詞：丹下桜、作曲・編曲：川上明彦

このシングルは、丹下桜のシンガーソングライターとしての側面を強く打ち出した作品であり、彼女のファンにとっては貴重な一枚と言えるでしょう。ラジオのオープニングテーマに起用されたことで、多くのリスナーに親しまれ、彼女の代表作の一つとして記憶されています。

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