末松誠 (ハンドボール)

末松 誠（すえまつ まこと）

末松誠は1982年3月19日生まれの元ハンドボール選手であり、現在は指導者としても知られています。彼の出身地は大分県で、キャリアの初期から数多くの栄光を手にしてきました。

経歴

終始一貫してハンドボールに情熱を注いできた末松は、大分国際情報高等学校を経て国士舘大学へと進学します。2003年には大同特殊鋼フェニックスに入部し、本格的なハンドボール選手に。彼は2005年の第10回ヒロシマ国際ハンドボール大会において日本代表に選出され、その名を国際舞台に広めました。

特に注目すべきは、彼が2007年に北京オリンピック予選に出場したことです。この経験は末松のキャリアにおいて重要な一歩となりました。2012-2013シーズンからは選手兼任監督としてチームを率いることに。それと同時に、現役を引退し、監督に専任する道を選びました。この時期から彼の指導者としての才能が開花しました。

その後は2016-2017シーズンから総監督に就任し、2018年には引退。再び2022-2023シーズンに監督としての意気込みを見せ、再スタートを切りました。

選手成績と称賛

末松はキャリアの中で数々の記録を残しています。特に2006-07年シーズン以降の成績は素晴らしく、通算選手成績においても輝かしいものがありました。彼は日本ハンドボールリーグにおいて、最高殊勲選手賞を2度、最優秀選手賞を1度、さらに得点王に3回輝いています。

また、最優秀監督賞も3度受賞しており、彼の指導力も高く評価されています。さらに、特筆すべきは日本選手権においても最優秀選手に選ばれるなど、幅広い経験を積んでいます。社会人選手権でもMVP賞を2回受賞しており、その実力は他の選手たちからも圧倒的な尊敬を集めています。

記録や記念

末松はハンドボール選手として素晴らしい記録も持っています。通算400得点を達成したのは2008年3月2日、対Honda戦の際。その後も着実に記録を更新し、通算500、600、700、800得点と続き、100試合連続得点の記録も打ち立てています。これらの成績は彼の持つ才能を証明するものです。

結論

末松誠はハンドボール界において重要な存在であり、選手としてだけでなく指導者としても輝かしい実績を持ちます。彼のキャリアは今もなお続いており、未来のハンドボール選手たちに影響を与え続けています。大同特殊鋼フェニックスにおける彼の活躍を通じて、さらなる発展が期待されています。

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