本博国

本博国（もと ひろくに）のプロフィール

本博国は1970年3月9日に鹿児島県で生まれ、アマチュアボクシングの選手及び指導者として知られています。身長178cmの彼は、右ボクサータイプで、鹿児島県立鹿児島工業高等学校を卒業後、自衛隊体育学校に入りました。自衛官の職業を持ちながら、ボクシングの技術を磨いていきました。

経歴

本はその競技者としてのキャリアを1990年代にスタートさせます。国体成年の部でライトミドル級に出場し優勝。続く1991年には全日本選手権及び全日本社会人選手権でもこの階級で優勝し、実力を証明しました。その後、1992年と1993年には全日本選手権及び全日本社会人選手権においてミドル級で2年連続の優勝を果たし、全日本社会人選手権ではライトミドル級からの連続4度目の優勝を達成。1994年と1995年にもミドル級で全国トップの成績を残し、全日本選手権での連続5連覇を果たしました。

1996年にはアトランタオリンピックにミドル級で日本代表として出場し、初戦では15-10で勝利を収めましたが、2回戦で6-11で敗れました。ここから彼は選手としてだけでなく、指導者としての道を歩むことになります。

2004年のアテネオリンピックから始まり、2008年の北京オリンピックおよび2012年のロンドンオリンピックでは監督として選手たちを指導。特に2012年にはアジアボクシング連盟から最優秀監督に選ばれるなど、その手腕が評価されました。また、同年にはアマチュアボクシング部門で特別賞も受賞しました。

現在の活動

2021年5月現在、本博国は日本ボクシング連盟の強化委員長を務め、自衛隊体育学校でのボクシング監督としても活躍しています。若手選手への指導に力を入れ、将来を担うボクサーの育成にも注がれています。彼の経験や知識が、現在のアマチュアボクシング界でも重要な役割を果たしていることは間違いないでしょう。

獲得タイトル

本は数多くのタイトルを獲得しています。主なものには、以下が含まれます。

• - 第45回国体成年の部ライトミドル級優勝
• - 第42回全日本社会人選手権ライトミドル級優勝
• - 第61回全日本選手権ライトミドル級優勝
• - 第43回全日本社会人選手権ライトミドル級優勝
• - 第62回全日本選手権ミドル級優勝
• - 第44回全日本社会人選手権ミドル級優勝
• - 第63回全日本選手権ミドル級優勝
• - 第45回全日本社会人選手権ミドル級優勝
• - 第64回全日本選手権ミドル級優勝
• - 第65回全日本選手権ミドル級優勝

結論

本博国は、選手時代の実績と指導者としてのキャリアを併せ持つ、アマチュアボクシング界で特に重要な人物です。彼のストーリーは、若いボクサーにとって多くのインスピレーションを与えるでしょう。

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