本多忠知

本多忠知（ほんだ ただとも）は、江戸時代後期に陸奥国泉藩の第4代藩主を務めた人物です。従五位下・河内守、弾正少弼の官位を有していました。

略歴

天明7年（1787年）9月、第3代藩主・本多忠誠の長男として誕生しました。文化12年（1815年）7月5日、父・忠誠の隠居に伴い家督を相続し、泉藩の第4代藩主となりました。

藩主としては、領内の統治に尽力しましたが、特筆すべき大きな功績は記録されていません。天保7年（1836年）11月5日、三男の忠徳に家督を譲り隠居しました。天保10年（1839年）3月14日に死去。享年53歳でした。

系譜

本多忠知の系譜は以下の通りです。

父母：
父：本多忠誠（第3代泉藩主）
母：八百子（板倉勝暁の娘）
正室：
昌子（榊原政敦の娘）
側室：
お輝（寺沢氏）
子女：
本多忠徳（三男）：母はお輝（側室）。忠知の跡を継ぎ、第5代泉藩主となる。
本多忠紀（四男）：母はお輝（側室）。
女子：
佐多、益 ー 酒井忠良正室後に京極高行継々室
大久保忠邦正室
井上正員正室
岡田善宝正室
仙石久祇正室
石川総詮正室
小出英照室
* 遠山景明室

本多忠知は、泉藩の藩主として、幕末の動乱期に向けて藩を支えた人物の一人と言えるでしょう。多くの子女をもうけ、その子孫は各方面で活躍しました。

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