本多真梨子

本多 真梨子（ほんだ まりこ）

本多真梨子は、日本の声優であり、神奈川県出身の女性で、アミュレートに所属しています。彼女の人生やキャリアは、アニメやゲームの多彩な役柄を演じることで知られ、幅広いファンから支持されています。

声優を志すきっかけ

高校2年生の時、自身が好きだった漫画やアニメ、ゲームの中で、特に『クロノクルセイド』の主人公を演じた川上とも子の演技に感動しました。それが声優への道を志すきっかけとなり、自分もそのような感動を与えたいと考えるようになりました。しかし、声優を目指すことを両親に伝えた際には大きな反対に遭いました。実際、演技の経験もなく、人前で話すことや授業で手を挙げることが苦手だったため、母親は彼女の夢を聞いて涙するほどでした。この反対を乗り越えるには、半年かけて説得を続け、最終的に両親の理解を得ることができました。

高校卒業後、本多は日本工学院専門学校に入学し、その後アミューズメントメディア総合学院東京校へ進学。彼女は在学中に行われた「電撃アニメDE夢実現 AMG声優☆誕生コンテスト」で永井孝則とともに優勝し、その後アニメ『我が家のお稲荷さま。』でデビューしました。この作品での活躍をきっかけに、彼女のキャリアは一気に加速しました。

代表作とキャリアの歩み

本多真梨子の声優活動は、多くの人気作品に及びます。特に『生徒会の一存』において桜野くりむ役を演じたことは、彼女の代表作の一つであり、シリーズを通じてファンに愛されました。また、声優ユニット「碧陽学園生徒会」のメンバーとしても活動しており、音楽活動にも精力的に取り組んでいます。さらに、『おまもりひまり』での小清水亜美との共演を通じ、愛称が「うなぎちゃん」として親しまれるようになりました。

2013年にはプロダクション・エースを離れ、フリーランスとして活動を開始しましたが、その後、アミュレートに移籍しました。個人イベント「本多真梨子のもさもさ物語」を2015年から不定期で開催し、ファンとの交流を重視しています。また、2020年には自身の誕生日を祝いながらYouTubeチャンネルを開設し、愛犬「ここあ」とのドキュメンタリーを配信するなど、プラットフォームの多様化にも挑戦しています。

主な出演作品

彼女がこれまでに出演したアニメやゲームは非常に多岐にわたります。例えば、テレビアニメ『快盗天使ツインエンジェル』『これはゾンビですか?』、さらには『STEINS;GATE』など、ジャンルを問わずさまざまな役割をこなしています。劇場アニメ、OVA、Webアニメ、ゲームと、その活動範囲は広がり続けており、声優としての実力が評価されています。

プライベートや今後の展望

プライベートでは、彼女の日常がYouTubeで公開されるなど、ファンとの距離感が縮まりつつあります。彼女は自身の誕生日や年末にカウントダウンライブを行うなど、イベントにも積極的に参加しています。これからの彼女の活動に目が離せません。

本多真梨子のキャリアは、彼女自身の努力と情熱によって築かれてきました。もし彼女の声や演技をまだ知らない人がいれば、ぜひその魅力に触れてみることをお勧めします。

もう一度検索