本庄東高等学校・附属中学校

本庄東高等学校・附属中学校

本庄東高等学校・附属中学校は埼玉県本庄市の日の出に位置する私立の教育機関です。この学校は、建学の精神に「人間の尊さを教え、社会に期待される素地を創り、人生に望みと喜びを与える」を掲げ、生徒に対して人間性の育成と社会的な教養を重視した教育を行っています。また、市内にある市立の本庄東小学校や本庄東中学校とは関係がありません。

学校の歴史

本庄東高等学校は1947年に小林徳一郎によって本庄女子洋裁学校として設立されました。この日、2月11日は現在も学校の創立記念日として祝われています。その後、1950年には本庄高等実践女学校に改称され、1960年には武蔵野女子高等学校へと名前が変わり、高等学校としての地位を確立しました。1964年には現在の本庄東高等学校の名称に変更され、翌年から共学化が進められました。

学校はその後も順次改善・拡張を重ねていき、1970年代には軽井沢寮が完成、1980年代には複数の普通科を設置しました。1990年代には、商業科の廃止やコースの再編が行われ、より多様な進路選択を可能にしました。特に2006年には附属中学校が開校され、特進選抜コースも設置されました。

【主な歴史的な出来事】

• - 1947年: 本庄女子洋裁学校設立
• - 1964年: 本庄東高等学校に校名変更
• - 1988年: 附属本庄青葉幼稚園設置
• - 2001年: コース再編
• - 2006年: 附属中学校開校

学校の設置コースと進学制度

本庄東高等学校では、全ての学科が普通科となっており、特進一貫コースや特進選抜コース、進学コースなど多様な進路を用意しています。附属中学校の生徒は、基本的に特進一貫コースへの進学が期待されます。内部進学者と外部からの進学者は、3年間異なるクラスで学ぶ仕組みとなっています。

校風と服装

本庄東高等学校では、指定された通学カバンや制服の着用が求められます。リュックやセーター、Yシャツ、靴下、ローファーなどが具体的に指定されており、学校生活の規律を重視しています。また、2019年度からは夏季に紺色のポロシャツを着用することができるようになりました。

学校行事

学校では年間を通じて多様な行事が行われています。年間行事には入学式や体育祭、学園祭である桐車祭が含まれ、3年生を対象にした卒業式も重要な行事です。この他にも、校外研修や芸術鑑賞会などがあり、生徒同士の交流や学びを深める機会が用意されています。

交通アクセス

本庄東高等学校へのアクセスは容易で、最寄りの岡部駅からは車で約10分。また、登下校には無料バスが利用でき、多くのルートが設けられています。

著名な出身者

本庄東高等学校からは、多くの著名な卒業生が輩出されています。例えば、ラリードライバーの新井大輝や元サッカー選手の川田信茂、プロ野球選手の桐敷拓馬など、多方面で活躍されています。

本庄東高等学校・附属中学校は、その豊かな歴史と多様な教育課程を通じて、生徒たちに多くの学びと成長の機会を提供しています。

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