本村亮輔

本村亮輔：熊本ヴォルターズのシューティングガード

1996年生まれ、佐賀県佐賀市出身の本村亮輔選手は、日本の男子バスケットボール界で活躍するシューティングガードです。現在、B2リーグの熊本ヴォルターズに所属し、チームの中核として活躍しています。185cmの長身と82kgの体格を活かし、コートを縦横無尽に駆け巡る彼のプレーは、多くのファンを魅了しています。

高校時代から磨かれた才能

佐賀市立城西中学校卒業後、バスケットボールの名門校である土浦日本大学高等学校に進学。高校3年時にはチームの主将を務め、U-18日本代表にも選出されるなど、早くからその才能を開花させました。2014年の長崎国体では、茨城代表として決勝まで進出し、大会得点王のタイトルを獲得。高い得点能力とリーダーシップを兼ね備えた選手として注目を集めました。

大学を経てプロへ

土浦日本大学高等学校卒業後は、日本大学に進学。大学バスケットボール部では、インカレ3位入賞に貢献しました。そして、2019年2月、かねてからの念願だった地元九州の熊本ヴォルターズへの入団を果たします。自ら球団に志願するほどの強い意志をもってプロの世界に飛び込みました。

プロとしての挑戦と試練

プロ入り後は、レギュラーシーズンで着実にプレイタイムを重ね、得点力だけでなく、ディフェンス面でも存在感を示しました。しかし、激しいプレーゆえに、度重なる負傷にも悩まされています。シーズン中に何度も離脱を余儀なくされるなど、身体を張ったプレーが裏目に出てしまう場面もありました。

それでも本村選手は、持ち前の粘り強さで幾度となく困難を乗り越えてきました。2019-2020シーズンには、本来のポジションであるシューティングガード（SG）以外にも、ポイントガード（PG）を務めた経験もあります。この経験を通して、新たなスキルと視野を身につけ、更なる成長を遂げました。

オフェンス面では、トリッキーなドライブから相手の裏をかいた得点、そして近年では、スリーポイントシュートの精度向上にも取り組んでいます。2021-22シーズン終盤には、負傷したチームメイトに代わり、ポイントゲッターとしてチームを牽引する活躍を見せました。

チームとの絆と未来への展望

2020-2021シーズンには、チームメイトの佐々木隆成選手、木田貴明選手とともに「魔界トリオ」としてグッズが販売されるなど、チーム内での人気も高い本村選手。チームメイトとの強い絆を築きながら、B1昇格という目標に向かって邁進しています。

2023年シーズンも、幾度の負傷に見舞われながらも、持ち前の闘志で戦い続け、チームに貢献しました。シーズン終了後には、チームとの契約を更新。「あとはB1に上がるだけ。今までお世話になった熊本の方達とB1に上がりたい」とコメントを発表し、強い決意を示しています。

2024年シーズンもチームに残留し、さらなる活躍が期待されています。しかし、開幕直後の試合で負傷し、長期離脱を余儀なくされました。プレーオフ出場は叶いませんでしたが、彼の才能と献身的な姿勢は、チームにとってかけがえのないものとなっています。

活躍の舞台

佐賀市立城西中学校
土浦日本大学高等学校
日本大学
熊本ヴォルターズ (2019年 - )

SNS

Twitter: 本村亮輔 (@rrryosuke1226)
Instagram: 本村亮輔 (@ryosuke.1226)

その他情報源

Eurobasket.com
B.LEAGUE
RealGM
Proballers

本村亮輔選手の今後の活躍に期待しましょう。

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