本田史郎

本田史郎（ほんだ しろう）について

本田史郎は1957年4月17日生まれで、日本の熊本県で活動するフリーアナウンサーです。かつて熊本放送（RKK）の社員として、アナウンサーとしてのキャリアを積み重ね、その後、部門責任者も歴任しました。

学歴と仕事の経歴

熊本県熊本市に生まれた本田は、西南学院大学を卒業した後、1981年に熊本放送に入社しました。アナウンサーとしての地位を確立していく中で、2005年4月にはラジオ編成制作部へと異動しました。ここでは「史郎と扶美の日刊・朝まる」という生放送番組のパーソナリティを務めながら、ディレクターとしても活躍していました。2008年4月からは再びアナウンス部へ戻り、2012年から2015年には放送部長、続いてアナウンス部長として、後輩アナウンサーの育成にも尽力しています。

彼は、アナウンサーとして長いキャリアを持つと同時に、熊本放送における数少ない1950年代生まれのアナウンサーとなりました。2022年4月17日に65歳を迎えた際に退社しましたが、退社後もフリーアナウンサーとして活動を続け、2023年からはラジオ番組を持つこととなりました。

スポーツ実況とアノンシスト賞

本田は特にスポーツ実況において知られており、ハンドボールの実況に関しては1995年からの豊富な経験を誇っています。彼は、全国リーグやオリンピック予選などの試合を約30回実況した実績があります。地元熊本では、2019年の世界女子ハンドボール選手権など、大規模な大会においても実況を担当しました。初めてハンドボール中継に関わったのは、1995年に熊本県立総合体育館で行われた試合です。

また、彼は数々の賞を獲得しており、特に「アノンシスト賞」では、2000年にはテレビ、2002年にはラジオ部門で、何度も最優秀賞に輝いています。この賞は、全国的に放送された番組の中から最も優秀なアナウンサーに贈られるもので、彼の技術が広く評価されています。

現在の活動と過去の担当番組

退社後も熊本放送の「熊日ニュース」などに不定期で出演し、ラジオでは「THE リクエストSunday」を2023年から担当しています。本田は、アナウンサー職としての卓越した才能を維持しつつ、豊富な経験を活かして新しいチャレンジを続けています。

彼の過去の担当番組には、スポーツ実況をはじめとして「愛・愛・ポップス」や「鉢盛りラジオ」などがあります。特に「鉢盛りラジオ」では、2002年から長期にわたってメインパーソナリティを務め、その高い人気を博しました。

終わりに

本田史郎は、そのキャリアを通じて多くの人々に感動を与えてきたアナウンサーです。彼の座右の銘である「少ない言葉で多くを語る」のように、情報を伝える力に優れ、今後も熊本県を中心に様々なメディアでその活動を展開していくことが期待されます。

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