本田朋広

本田朋広：北陸の役満プリンス

1983年10月3日、富山県高岡市生まれ。数々のタイトルを獲得し、Mリーグでも活躍する人気プロ雀士、本田朋広。愛称は「役満プリンス」、親しみを込めて「ともくん」と呼ばれる彼は、麻雀界を代表する存在として知られています。

波瀾万丈の経歴

中学生時代に麻雀の魅力に取りつかれ、高校中退後も麻雀への情熱を燃やし続けました。大検取得を経て金沢星稜大学に進学。卒業後は雀荘で働き、25歳で自身の麻雀店をオープンするなど、独立心も旺盛です。

28歳でプロテストに合格し、日本プロ麻雀連盟に入会。富山を拠点に、東京への頻繁な移動を続けながらプロとしてのキャリアを積み重ねました。2019年度の麻雀グランプリMAXでは年間獲得ポイントランキング上位者として一次予選から出場し、見事優勝。予選では大三元を2度和了するなど、高い実力を証明しました。

その後も2020年の十段戦、麻雀最強戦で決勝進出を果たし、麻雀界における存在感を大きく高めました。2021年には、EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディションに参加。予選通過ラインには届きませんでしたが、ワイルドカードを獲得し、決勝進出をかけた激闘を繰り広げました。惜しくもEX風林火山の指名とはなりませんでしたが、TEAM RAIDEN/雷電|TEAM RAIDEN_雷電からドラフト指名を受け、Mリーガーとして新たなステージに挑むこととなります。TEAM RAIDEN/雷電|TEAM RAIDEN_雷電はオーディション前から本田選手を獲得候補として選定しており、高い評価を受けていたことが分かります。2022年からは麻雀格闘俱楽部Extremeにも出演するなど、メディアへの露出も増えています。

学生時代からプロ雀士へ

学生時代はバスケットボール部に所属していたという意外な一面も持ち合わせています。麻雀プロを目指すきっかけは、テレビで観た佐々木寿人や滝沢和典への憧れだったと言われています。赤いネクタイを好んで着用することで知られ、EX風林火山オーディションでは、チームのグッズであるネクタイを着用して最後まで戦い抜いたエピソードは有名です。

多彩な才能と人間性

三人兄弟の末っ子として育ち、温厚な人柄で知られる一方、勝負師としての熱い一面も持ち合わせています。プロレスや格闘技好きという一面もあり、幅広い興味関心を持っています。プライベートでは、好きな女性芸能人に桐谷美玲、好きな芸人にカマいたちを挙げています。

受賞歴

第10,11期麻雀グランプリMAX優勝（2019年度、2020年度）
第32期麻雀マスターズ優勝（2024年度）
第3期北陸プロリーグ優勝（2019年度）
第20期北陸プロアマリーグ優勝（2019年度前期）

Mリーグでの活躍

MリーグではTEAM RAIDEN/雷電|TEAM RAIDEN_雷電の一員として活躍中。北陸の役満プリンスとして、更なる高みを目指し、麻雀界を盛り上げています。

書籍

「Mリーガーの素顔」（2023年12月5日 竹書房）著者:黒木真生 ※佐々木寿人・多井隆晴・滝沢和典・本田朋広など活躍中のMリーガー14名の素顔を語る。ISBN 978-4801937987

SNS

X（旧Twitter）：@104307
* Instagram：@hondatomohiro10.3

本田朋広選手の今後の活躍に期待しましょう。

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