本陣駅

本陣駅について

本陣駅（ほんじんえき）は愛知県名古屋市中村区鳥居通にあり、名古屋市営地下鉄東山線の駅の一つです。駅番号はH06で、1970年から多くの利用者に愛されています。駅は現代的な設備が整っており、移動手段としての利便性が高いです。

歴史

本陣駅は1969年4月に開業し、その後の数十年間で重要な交通拠点としての役割を果たしてきました。2011年にはmanacaという交通系ICカードの運用が開始され、さらに2015年には可動式ホーム柵が導入され、安全性が向上しました。近年の主な変化としては、2023年に副駅名として「中村区役所」が追加されました。この改称は、同年に中村区役所が駅の近くに移転することに伴うもので、市民の利便性を考慮した結果です。

駅構造

本陣駅は相対式2面2線のホームを持つ地下駅で、可動式ホーム柵が設置されています。これにより、乗客の安全が確保されています。エレベーターは地上と改札階の1基、改札と各ホームにそれぞれ1基ずつ、計3基が設置されています。また、エスカレーターも改札とホームの間にあるため、バリアフリーに配慮された構造になっています。

さらに、駅の改札は北と南で分かれており、それぞれが異なる方向に続いているため、注意が必要です。特に、北改札口は藤が丘方面ホームにのみ接続しており、南改札口は高畑方面ホームにのみ繋がっています。改札内で両ホームを結ぶ通路は存在しませんので、乗換えの際は前もって計画しておくと良いでしょう。

駅の施設

本陣駅内には本陣ギャラリーがあり、こちらは改札階に位置しています。このギャラリーは市民に無料で開放され、作品の展示や観覧が可能です。地下鉄開業50周年を記念して2007年に設置されたこの施設は、利用時間が9:00から19:00までと、社会人や学生など多くの方が訪れる機会があります。

駅周辺の交通便利さ

駅周辺には本陣バスターミナルがあり、地下鉄とバスの便利な乗り換えが可能です。ターミナルは4番出入口に隣接し、名古屋駅行きのバスが多く発着しています。ただし、ターミナル内に停留所は2ヶ所、路上には3ヶ所であるため、独立したバス利用者が多いです。このため、バスと地下鉄を利用する機会が少ないこともあります。

また、中村巡回バスや名古屋競輪場へのシャトルバスも利用でき、さらに地域に密着した交通ネットワークが形成されています。

隣接する駅

本陣駅の隣には、中村日赤駅（H05）と亀島駅（H07）が位置しています。これにより、東山線沿いの移動が一層便利です。

本陣駅は地域の交通の要所として、多くの人々に利用され続けています。

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