札幌市立もみじ台南中学校

札幌市立もみじ台南中学校について

札幌市立もみじ台南中学校は、北海道札幌市厚別区もみじ台南7丁目に位置していた公立中学校です。この学校は1979年に設立され、札幌市60番目の中学校として知られています。もみじ台中学校から分離して開校したこの教育機関は、地域社会に数多くの生徒を育ててきました。

沿革

学校の歴史は1979年に遡ることができ、昭和54年に設立されました。開校からわずか2年後の1982年には、アメリカのポートランド市マーカム中学校との姉妹校締結が実現し、国際交流の第一歩を踏み出しました。1983年には開校5周年を祝うための記念式典が開催され、同時に学校賛歌も制定されています。

1988年には開校10周年を迎え、その際にも校舎の増築が行われました。また、1994年には標準服の改定がなされ、1998年には20周年記念式典が盛大に行われました。このように、学校は地域の教育に貢献しながら多くの節目を迎えてきました。

その後、2008年に30周年、2018年には40周年を祝うための記念集会が開催され、学校の歴史が一層深まることとなりました。しかし、時の流れとともに、生徒数の減少が明らかになり、2021年には統合の決定が下されました。2022年の3月には閉校式が行われ、最後の卒業生を送り出しました。

通学区域

札幌市立もみじ台南中学校の通学区域は、以下の小学校区を基にしています。具体的には、札幌市立もみじの森小学校や札幌市立もみじの丘小学校の一部が該当します。また、厚別区内に位置するもみじ台東1丁目から7丁目、そしてもみじ台南1丁目から7丁目の地域も通学区域となっています。

なお、もみじ台南1丁目やもみじ台南3丁目の一部（8番～17番）については、札幌市立もみじ台中学校との選択変更が可能な区域とされています。このように、周辺の小学校との連携があり、地域の教育環境が整えられていました。

閉校とその後

もみじ台南中学校は2022年3月に統合され、最終的には札幌市立もみじ台中学校に統合されることとなりました。閉校式は2022年3月11日に開催され、3月15日には第43回卒業証書授与式が行われました。この年の卒業生は32名で、卒業生台帳の末尾は6000番に達しました。最後の修了式・離任式も行われ、学校としての役割をしっかりと果たした後に幕を閉じることとなりました。

まとめ

札幌市立もみじ台南中学校は、その設立以来、地域の教育に大きく寄与してきました。さまざまな記念行事を通じて、地域の絆を深めてきたこの学校。閉校の決定は地域にとっても大きな出来事であり、多くの人々にとって思い出深い場所として記憶されることでしょう。

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