朴俊泳

朴俊泳（パク・ジュンヨン）選手のプロフィールとキャリアの歩み

朴俊泳（パク・ジュンヨン、韓国語：박준영）は、1997年8月5日生まれの韓国のプロ野球選手です。彼は、韓国のソウル特別市出身で、ポジションは投手と内野手を兼務しています。アマチュア時代からその才能を発揮し、プロ入り以降も多くの試練を乗り越えてきた選手です。

アマチュア時代

朴俊泳は高校時代、最初は遊撃手としてプレーをしていましたが、2年目に転向して投手としての道を歩み始めました。2015年には、NCダイノスから140km/hを超える直球を持つ投手として高く評価され、1次指名を受けています。この時期、彼は将来を嘱望される選手として注目されました。

NCダイノス時代

2016年4月2日、朴俊泳はKIAタイガースとの試合でプロデビューを果たしました。この試合では0.2イニングを投げ、1奪三振を記録し無失点で抑える好スタートを切ります。しかし、その年の9月に肘の靭帯再建手術を受け、シーズンを通じては32試合に登板し、6点台の平均自責点で1勝3敗、5ホールドという成績に終わりました。

2017年はリハビリに費やし、実戦登板はありませんでしたが、2018年に兵役義務を果たすために陸軍に入隊しました。ところが負傷のために途中で社会服務要員に転換。肩の故障が長引き、彼は投手としての道を断念し、内野手への転向を決意しました。

2020年6月19日、内野手としてのデビュー戦をハンファ・イーグルスとの試合で迎え、8月14日にはLGツインズ戦で初安打を記録しました。そして、2021年4月17日にはデビュー初本塁打を記録しました。この年は、主力三塁手の不祥事により多くの試合に先発出場し、シーズン通算で111試合に出場。打率は2割台で57安打、8本塁打、31打点を達成しました。

2022年は75試合に出場し、打率2割台の成績を収めましたが、左肩脱臼という大きな怪我に見舞われることとなります。シーズン終了後には手術を受け、リハビリには約6か月かかる見込みとされました。

斗山ベアーズ時代

2022年シーズン終了後、朴俊泳はFA（フリーエージェント）を行使し、NCダイノスをサポートしていた朴世爀の補償選手として斗山ベアーズに移籍しました。NCでの通算成績は221試合出場で、打率2割7厘、109安打、12本塁打、53打点、12盗塁という成果を上げています。

プレースタイルと人物

朴俊泳は典型的な5ツールプレーヤーとして期待されている選手ですが、頻繁なケガの影響でその能力が十分に発揮されていないと評価されています。プロ生活を通して多くの障壁に直面しながらも、チャレンジ精神を持ち続けています。また、彼のシーズン中の応援歌は名選手の孫時憲が使用していた曲が引き継がれています。

詳細な記録と背番号

朴俊泳の背番号は、2016年から2017年まで28、2020年から2022年までは13、そして2023年は69から途中で9に変更されました。彼の成績が今後どのように進化していくのか、期待が寄せられています。

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