朴廷培

朴廷培のプロフィールとキャリア

朴廷培（パク・チョンベ）は、1982年4月1日生まれで忠清南道公州市出身の元プロ野球選手です。彼は投手としてのキャリアを築き、その後の野球界でも指導者として新たな道を歩んでいます。

初期キャリア: 斗山ベアーズ

朴廷培は2005年、斗山ベアーズに指名され、プロとしてのキャリアがスタートしました。彼はこのチームにおいて数シーズンプレーし、合計52試合に出場して2勝2敗1セーブの成績を収めました。しかし、彼のプロ野球選手としての道は平坦ではありませんでした。

軍服務と復帰

2007年には軍サービスのためにチームを離れることとなり、2008年に除隊して斗山に復帰しました。しかし、2011年には肩と肘の両方を傷める状態となり、その影響でさらなる出場は難しいと判断され、球団から戦力外通知を受けて解雇されることとなりました。斗山での彼の成績は、決して派手ではなかったものの、彼の努力は多くのファンに認知されていました。

SKワイバーンズ時代

斗山を離れた後、2012年にはSKワイバーンズと契約を結び、再びマウンドに立ちました。SKでの彼は数年間プレーを続けましたが、2019年シーズンの終了後には自由契約となり、新たな道を模索することになったのです。

オーストラリアでの挑戦

その後、朴廷培はオーストラリアに渡り、オーストラリアン・ベースボールリーグの韓国人チームであるジーロング・コリアに所属しました。この経験は彼にとって貴重なものであり、2019-2020年シーズン終了後には現役を引退することを決意しました。

引退後の活動

引退後の朴廷培は、2021年からキウム・ヒーローズのコーチに就任し、若い選手たちへの指導に力を注いでいます。そして2023年シーズンからは、古巣の斗山にブルペンコーチとして復帰し、12年ぶりに母校である斗山のマウンドに立つこととなりました。この役割は、彼自身のキャリアを踏まえての新たな挑戦であると共に、若手選手への経験を伝える貴重な機会になっています。

個人情報と統計

朴廷培は、プロ野球選手としてのキャリアの中で背番号を幾度か変更してきました。彼の背番号は、斗山時代の50番、61番、SKワイバーンズ時代の82番、そしてオーストラリアでの32番など、多岐に渡ります。彼は公州高等学校を卒業後、漢陽大学校に進学し、2001年から2005年まで在学していました。

彼の野球人生は、選手としてだけでなく、指導者としても新たなステージを迎えています。これからの活躍にも、期待が寄せられています。

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