朴成

朴成（ピャオ・チェン/パク・ソン）

朴成（ピャオ・チェン、パク・ソン、1989年1月27日生まれ）は、中華人民共和国吉林省延辺朝鮮族自治州竜井市出身の元プロサッカー選手です。現役時代のポジションはミッドフィールダーでした。

来歴

竜井市で生まれた朴成は、その後延吉市へ移り住みました。8歳からサッカーを始め、2003年に延辺長白山のユースチームに加入し、才能を開花させていきます。

2007年にはトップチームに昇格し、同年、中国サッカー・甲級リーグの上海七斗星戦でプロ初ゴールを記録しました。このゴールが決勝点となり、チームを勝利に導きました。

2008年には、U-19アジア選手権2008に出場するU-19中国代表に選出され、国際舞台での経験を積みます。

2010年には、広州アジア競技大会2010に出場するU-21中国代表に、背番号10を与えられ招集されるなど、チームの中心選手としての活躍が期待されました。

2011年、中国サッカー・超級リーグの強豪、北京国安へ移籍。同年6月には、ロンドン五輪アジア2次予選を戦うU-22中国代表にも選出されています。

2015年、A代表に初招集され、同年3月31日のチュニジア戦で国際Aマッチデビューを果たしました。長年の努力が実を結び、ついに中国代表の舞台に立つこととなりました。

2023年シーズン終了後、現役引退を発表。長年にわたるプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打ちました。

人物

朴成は朝鮮族であり、中国語と朝鮮語の二つの言語を操ることができます。

幼い頃に母親を亡くし、韓国で働く父親からの仕送りを受けながら、大好きなサッカーを続けるという苦労人でもあります。

所属クラブ

延辺長白山 (2007-2010)
北京国安 (2010-2023)

代表歴

U-19中国代表 (2008)
U-21中国代表 (2010)
U-22中国代表 (2011)
中国代表 (2015-2019)

参考文献

[参考資料名1]
[参考資料名2]

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