朴正根

朴正根（パク・ジョングン、朝鮮語: 박정근）は、北朝鮮の政治家であり、現在、内閣副総理兼国家計画委員会委員長という要職を務めています。また、朝鮮労働党中央委員会政治局委員としても活動しています。

経歴

朴正根の出生地や生年月日は公式には明らかにされていません。彼の政治家としてのキャリアが公に確認できるのは、2019年3月10日に行われた最高人民会議第14期代議員選挙で代議員に選出された時からです。同年12月28日から開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会において、党中央委員会委員候補に補選されました。しかし、この時期における彼の具体的な官職は不明です。

2021年1月5日から開催された朝鮮労働党第8次大会で、朴正根は中央委員会委員に選出されました。さらに、1月10日に開催された党中央委員会第8期第1回総会では、党中央委員会政治局員候補に選ばれています。その直後の1月17日、最高人民会議第14期第4回会議において、内閣副総理兼国家計画委員会委員長に任命されました。この際、金正恩総書記と新任閣僚による記念撮影では、金正恩総書記の左側に位置しており、彼の政権内での重要性が示唆されています。同年12月27日から開催された党中央委員会第8期第4回総会で、党中央委員会政治局員に補欠選挙され、政治的な地位をさらに高めました。

朴正根は、北朝鮮の政治・経済政策において重要な役割を担っていると考えられます。彼の今後の動向は、北朝鮮の政策を占う上で注目されるでしょう。

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