朴鐘学

朴鐘学（パク・チョンハ、朝: 박종학、英: Chong-Ha Park、1957年ないしは1958年 - ）は、韓国柔道界において名を馳せた選手です。71kg級を主戦場とし、国際舞台で数々の実績を残しました。

1979年の世界選手権では、見事3位に入賞。その実力を世界に示しました。しかし、翌1980年のモスクワオリンピックでは、韓国がボイコットしたため、出場は叶いませんでした。選手生命のピークとも言える時期に、オリンピックという大舞台に立てなかったことは、本人にとって大きな痛手であったでしょう。

しかし、朴鐘学は失意の中にあっても、決して諦めることはありませんでした。1981年の世界選手権では、決勝でフランスの強豪、セルジュ・ディオと対戦。激戦の末、崩上四方固でディオを破り、ついに金メダルを獲得しました。この勝利は、韓国柔道界にとって歴史的な出来事であり、朴鐘学は韓国人として初めて世界大会で金メダルを獲得した選手として、その名を永遠に刻みました。

その後も、朴鐘学は現役を続け、1984年のアジア選手権では2位に入賞。しかし、同年のロサンゼルスオリンピックには出場することができませんでした。オリンピックの舞台には縁がなかったものの、世界選手権での金メダルを始め、数々の国際大会で輝かしい成績を残した朴鐘学は、韓国柔道界のレジェンドとして、今もなお多くの人々に語り継がれています。


主な戦績
1979年 - 世界選手権　3位
1981年 - 世界選手権　優勝
1984年 - アジア選手権　2位

関連情報
朴鐘学 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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