杉内由紀

杉内由紀について

杉内由紀（すぎうち ゆき）、旧姓は古舘（ふるだて）で、1980年8月3日に東京都町田市で生まれた日本の女性元総合格闘家でありブラジリアン柔術家です。現在はポゴナ・クラブジムに所属し、競技生活を続けています。彼女は、総合格闘家である杉内勇を夫に持ち、その活躍も注目を集めています。

来歴

杉内は2004年にキャリアをスタートさせ、Team ROKENのメンバーとして活動を始めました。彼女はその年の5月16日、スマックガールFに出場し、「SGG 1Dayトーナメント2004 ライト級」に参加。1回戦では吉田正子を腕ひしぎ十字固めで下すも、準決勝では茂木康子に敗れてしまいます。この試合を経て、彼女は総合デビューを果たし、11月26日のG-SHOOTO・Zepp Tokyo大会では柴田郁美との対戦で腕ひしぎ十字固めにより一本勝ちを収めました。

しかし、杉内のキャリアには波乱もありました。2006年2月5日にはDEEPに初参戦し、MIKUに対してチョークスリーパーで敗北を喫します。この試合を契機に彼女は一時ROKENを離脱しますが、同年3月18日にはプロレス団体「ガッツワールド」の興行でROKENの一員として出場しました。

その後、杉内は今までのキャリアの集大成として、ポゴナ・クラブジムに移籍し、ブラジリアン柔術やグラップリングの試合に本格的に挑戦することになります。2009年10月24日にはVALKYRIE 03に出場し、金網グラップリングで田中由紀に勝利を収めます。この試合は彼女にとって重要な勝利となりました。

2019年には、QUINTET FIGHT NIGHT3 in TOKYOにおいて“TEAM BJJ KUNOICHI”の先鋒として参加し、わずか数秒で相手を3人連続で打ち倒す偉業を成し遂げました。この瞬間は多くの観客に驚きを与え、彼女の実力を証明する場となりました。

戦績

杉内由紀は、数多くの試合を経験し、得意の腕ひしぎ十字固めを武器に多くの勝利を収めてきました。彼女の戦績は総合格闘技界においても名を馳せるものとなり、女子総合格闘家の中でも特に注目される選手として知られています。彼女の試合は緊張感と迫力にあふれ、多くのファンを魅了してきました。

まとめ

女子総合格闘技の舞台で卓越したパフォーマンスを見せてきた杉内由紀。彼女は家族の支えを受けながらも、競技と向き合い続け、さらなる成長を目指していることが伺えます。彼女の今後の活躍にも目が離せません。

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