杉山洋介

杉山洋介：音楽プロデューサーとしての多彩なキャリア

杉山洋介氏は、1964年東京都練馬区生まれのソングライター、編曲家、そして音楽プロデューサーです。法政大学第一高等学校卒業後、法政大学に進学しましたが中退しています。

彼の音楽活動は、1984年にロックバンド「SALLY」のリーダー、ギター、ボーカルとしてデビューしたことに始まります。バンドメイトの加藤喜一氏との共同名義であるYOSUKE & KEACH名義でも作品を発表しました。「SALLY」時代は、メンバー間の音楽性の違いや、業界との摩擦など、幾多の困難を経験しました。1985年末にはバンドは解散という決断を下し、翌年には渋谷公会堂でラストライブを行っています。

「SALLY」解散後、杉山氏はロンドンへ音楽留学。帰国後は作曲家としての道を歩み始めます。島田奈美さん、少年隊、幕末塾など、様々なアーティストに楽曲を提供し、その才能を発揮しました。中でも、1990年にリリースされた少年隊の『封印LOVE』（作詞：亜伊林（三浦徳子の別名義））は、彼の代表作の一つとして広く知られています。この曲は、少年隊にとって15枚目のシングルとなりました。

1990年代前半には、自身の音楽ユニット「Systeme-d」と「seven steps to heaven」を結成し、アルバムを発表。精力的に活動しました。その後、1998年には音楽ユニット「paris match」を結成、リーダーとして活動を始めます。バンド名は、The Style Councilのアルバム『カフェ・ブリュ』に収録されている「The Paris Match」から取られています。

音楽家としての活動に加え、杉山氏は2007年に音楽事務所「coolism productions」を設立し、代表取締役としてレーベルプロデューサーとしての役割も担っています。さらに、2013年には、西武池袋線江古田駅前にイタリアンレストラン「CAFFÈ BLU（カフェ ブル）」を開店し、オーナーとしても活躍しています。

多様な活動が特徴的な杉山氏は、DJやリミキサーとしても活動。クラブシーンでミックスプレイを行うほか、SMAPの作品のリミックスなども手掛けています。

彼の音楽活動は、ソングライティング、編曲、プロデュースにとどまらず、多様なジャンルや活動に渡る、まさに音楽界のマルチプレイヤーと言えるでしょう。自身の経験や人脈を生かし、多角的に音楽シーンを支える彼の今後の活動にも注目です。

主な活動実績

1984年：ロックバンド「SALLY」でデビュー
1990年：少年隊『封印LOVE』作曲・編曲
1998年：音楽ユニット「paris match」結成
2007年：音楽事務所「coolism productions」設立
2013年：イタリアンレストラン「CAFFÈ BLU」開店

外部リンク

Instagram: 杉山洋介 (@yosuke.sugiyama.pm)
paris match オフィシャルサイト
paris match - ビクターエンタテインメント
本人ブログ：子供とワンコと、時々サカナ
X（旧Twitter）: paris match info (@parismatch_info)
* coolism productions公式サイト

もう一度検索