杉本昌都

杉本 昌都（すぎもと まさと）



杉本昌都は1989年4月28日に兵庫県姫路市で生まれた元プロ野球選手です。ポジションは捕手で、右投右打のスタイルが特徴です。彼は日本プロ野球（NPB）では育成選手として活動しました。

来歴・人物



昌都は幼い頃からスポーツに親しんでおり、特に野球に熱中しました。中学校時代には兵庫播磨リトルシニアに在籍し、全国大会で準優勝という好成績を収めています。彼の才能は水戸短大附属高へ進学するとさらに開花し、そこで強肩強打の捕手として名を馳せました。高校では通算26本の本塁打を記録し、遠投能力も抜群で、最長115メートルのスローイングで注目を浴びました。しかし、2007年の夏の茨城県大会では2回戦で敗退してしまいました。

同年のドラフトで横浜ベイスターズから育成選手として2位指名を受け、支度金200万円と年俸240万円で契約を結びました。当初は関口雄大とともに初めての育成選手として、期待が寄せられていました。

彼のプロ野球生活の1年目は体力づくりに徹しましたが、結果として二軍での出場は7試合にとどまりました。2年目は10試合のうち捕手としては3試合のみの出場に限られ、2010年も8試合の出場で本格的な一軍出場は果たせず、戦力外通告を受けました。引退を決意するも、2011年に三重スリーアローズに練習生として入団し、支配下選手として再出発します。

しかし、彼の三重スリーアローズでの活躍も束の間、シーズン終了後には退団となりました。2012年にはBCリーグの富山サンダーバーズに入団し、さらなる挑戦を続けました。その後、2014年に福井ミラクルエレファンツに移籍し、シーズンを終えると現役引退を発表しました。

引退後はロキテクノベースボールクラブにて現役復帰を果たしましたが、その後は退団しています。2014年10月1日には富山県の企業に就職し、アボカド料理専門店「AVOCHAKA」の運営に関与しました。

年度別打撃成績



残念ながらプロ野球選手として一軍での公式戦出場はありませんでしたが、独立リーグでは経験を積むことができました。

背番号




関連項目




外部リンク




杉本昌都選手のキャリアは多くの挑戦に満ちていたものの、その経験は彼にとってかけがえのないものとなったことでしょう。

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