杉浦一徳

杉浦一徳：オンラインゲーム界を牽引するプロデューサー

杉浦一徳氏は、青森県出身のゲームプロデューサーであり、株式会社カプコンに所属しています。青森公立大学経営経済学部・経営経済学科を卒業後、3Dオンラインゲームの運営会社での勤務を経て、2006年にカプコンへ入社しました。

モンスターハンター フロンティア オンライン（MHF）

杉浦氏は現在、「モンスターハンター フロンティア オンライン」（MHF）のプロデューサー兼東京開発部長を務めています。MHFは2012年7月に正式サービス開始5周年を迎え、2010年には「Amazon PCゲーム部門1位」「BCNランキング PCゲーム部門1位」「WebMoneyAward BestGames賞」を受賞。オンラインプレイヤー人口は累計200万人を突破し、PCオンラインゲーム界の最大級タイトルへと成長を遂げました。

ユーザーとの積極的なコミュニケーション

杉浦氏のプロデューサーとしての大きな特徴は、動画などのメディアを積極的に活用し、プレイユーザーへの情報開示や意見反映状況の説明を積極的に行っている点です。これは、他のオンラインゲームプロデューサーにはあまり見られない活動として、高い評価を得ています。

動画メディア以外にも、大手ゲームサイトなどでのインタビュー記事に多数登場し、ゲーム内容の情報開示にとどまらず、多岐にわたる話題を展開しています。2009年にはCEDECで講演を行い、2010年度のCEDECでは「CEDEC AWARDS 2010 ノミネーション委員会」の委員を担当しました。2011年からはソーシャルゲーム事業にも携わり、リリースしたタイトルは数々の賞を獲得しています。また、部門の社内採用にも積極的に関わっています。

主な関連作品

杉浦氏が携わった主な作品は以下の通りです。

モンスターハンター フロンティア オンライン（運営プロデューサー→フォワード.4からプロデューサー）
イクシオン サーガ（運営プロデューサー）
イクシオン サーガ DT（エグゼクティブプロデューサー）
バイオハザード アウトブレイク サバイヴ（プロデューサー）
モンハン探検記 まぼろしの島（プロデューサー）
みんなと モンハン カードマスター（プロデューサー）
モンスターハンター フロンティア オンライン エッグラン
鬼武者Soul（プロデューサー）
百年戦記 ユーロ・ヒストリア（プロデューサー）
モンスターハンター メゼポルタ開拓記（プロデューサー）
ブレスオブファイア6 白竜の守護者たち（プロデューサー）
deepdown（プロデューサー）
* モンスターハンター エクスプロア（プロデューサー）

これらの作品の中には、数々の受賞歴を誇るものも含まれています。

カプコンへの貢献

杉浦氏の活躍は、カプコンの業績にも大きく貢献しています。オンラインコンテンツ売上の拡大などにより、カプコンは大幅な増収増益を達成しました。

しかし、近年では一部ゲームの開発中止や、スマートフォン向けゲームの苦戦など、課題も抱えています。そのような状況下でも、杉浦氏が手掛けるオンラインゲームは依然として健闘を見せています。

まとめ

杉浦一徳氏は、オンラインゲームのプロデューサーとして、ユーザーとの積極的なコミュニケーションを重視し、数々の人気タイトルを手掛けてきました。その功績はカプコンの業績にも大きく貢献しており、今後の活躍も期待されています。

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