李元熹

李元熹（イ・ウォニ）

李元熹（イ・ウォニ、1981年7月19日 - ）は、大韓民国出身の柔道家です。主に73kg級で活躍しました。身長は172cmで、慶尚北道青松郡で生まれました。

主な経歴

李元熹は、2003年にアジア柔道選手権大会と世界柔道選手権大会の両方で優勝を果たし、その実力を世界に示しました。翌年の2004年には、アテネオリンピック73kg級で見事に金メダルを獲得し、オリンピックチャンピオンとなりました。2006年のアジア競技大会でも金メダルを獲得しています。

現役引退後は、女子代表チームの監督として後進の指導にあたりました。2023年には、グランドスラム・ウランバートルで41歳にして現役復帰を果たしましたが、2回戦で敗退しました。

主な戦績

李元熹は、66kg級と73kg級の両方で数々の輝かしい戦績を残しています。

66kg級での戦績

1999年 - 韓国国際 2位
2000年 - 韓国国際 3位
2001年 - ロシア大統領杯　団体戦 2位
2002年 - フランス国際 2位
2002年 - オーストリア国際 優勝
2003年 - フランス国際 3位
2003年 - ハンガリー国際 優勝
2003年 - ユニバーシアード 優勝
2003年 - 世界選手権 優勝
2003年 - アジア選手権 優勝
2003年 - 韓国国際 2位
2004年 - ロシア国際 優勝
2004年 - アテネオリンピック 優勝
2004年 - 韓国国際 優勝
2005年 - ドイツ国際 優勝
2005年 - 韓国国際 優勝
2006年 - 嘉納杯 2位
2006年 - フランス国際 3位
2006年 - ワールドカップ団体戦 3位
2006年 - アジア大会 優勝

プレースタイル

李元熹は、積極的な攻めと多彩な技を持ち味とする選手でした。特に、内股や背負投といった技を得意とし、相手を崩してからの寝技にも優れていました。

人物

李元熹は、非常に努力家であり、常に向上心を持って柔道に取り組んでいました。また、人柄も温厚で、多くの人から慕われていました。引退後も柔道界に貢献し、後進の育成に尽力しています。

外部リンク

* 李元熹 - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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