李明 (1971年生のサッカー選手)

李明（リ・ミン）

李明（Li Ming、1971年1月26日 - ）は、中国・大連市出身の元サッカー選手。現在は中国超級リーグに所属する大連阿爾濱の代表を務めています。同姓同名の選手が複数いるため、中国国内では「大李明」という愛称で親しまれています。

サッカー選手としてのキャリア

1989年、李明は大連万達（後の大連実徳）でプロ選手としてのキャリアをスタートさせました。卓越したテクニックを持つ攻撃的MFとして、チームの攻撃を牽引。1994年から2002年までの間、大連実徳が獲得した8つの中国超級リーグタイトルに大きく貢献しました。特に、1996年のリーグ無敗優勝時には、中心選手としてその実力を遺憾なく発揮しました。

中国代表としては、1992年から2004年までの長きにわたり選出され続け、国際Aマッチ出場数は141試合を記録。これは中国代表における最多キャップ記録として、今もなお破られていません。2004年のAFCアジアカップでは主力選手として活躍し、決勝の日本戦では1-1となる同点ゴールを決め、その存在感を示しました。2005年に現役を引退。

引退後

現役引退後は、U-20中国代表監督を経て、北京国安の総経理に就任。指導者、クラブ経営者としての道を歩み始めました。

代表歴

中国代表: 1992年 - 2004年
国際Aマッチ141試合出場

代表ゴール

AFCアジアカップ2004 決勝 日本戦 同点ゴール

獲得タイトル

中国超級リーグ（中国甲Aリーグ時代も含む）: 1994, 1996, 1997, 1998, 2000, 2001, 2002, 2005
* 中国FAカップ: 1992, 2001, 2005

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