李珍錫

李珍錫（イ・ジンソク）は、1991年9月1日生まれの韓国出身のラグビー選手です。力強いプレーで知られ、そのポジションはロック（LO）です。190cmの長身と109kgの体重を活かした、激しいタックルと強力なモールプレーが持ち味です。

彼のキャリアは韓国で始まり、檀国大学でラグビーの基礎を築きました。その後、ポスコを経て、2017年に日本のトップリーグであるジャパンラグビートップリーグに挑戦するため、NECグリーンロケッツへ加入しました。同年9月23日に行われた宗像サニックスブルース戦で、日本での公式戦初出場を果たし、先発として力強いプレーを見せました。NECグリーンロケッツでは、チームの中心選手として活躍し、高い身体能力と献身的なプレーでチームに貢献しました。

2019年には、ヤマハ発動機ジュビロへ移籍。新たな環境で更なる成長を目指しました。ヤマハ発動機ジュビロでも持ち前の強さと技術でチームに貢献しましたが、2020年に退団しています。

李珍錫は韓国代表にも選出された経験があり、国際舞台でもその実力を発揮しました。彼のプレーは、韓国ラグビー界の発展に大きく貢献しており、多くの後輩選手たちのロールモデルとなっています。

190cmという恵まれた体格と109kgという体重は、激しいコンタクトプレーが求められるロックというポジションにおいて大きなアドバンテージとなります。強靭なフィジカルと卓越したスキルを兼ね備えた彼は、対戦相手にとって脅威となる存在です。持ち前の明るさと誠実さから、チームメイトからも慕われる存在であったことは間違いありません。

彼は韓国ラグビー界を代表する選手として、日本のトップリーグで貴重な経験を積み、日本のラグビー文化にも貢献しました。韓国での経験と日本のトップリーグでの経験を融合させ、独自のラグビー観と高いスキルを身につけた、稀有な存在と言えるでしょう。

彼の今後の動向にも注目が集まります。

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