杏里 -apricot jam-

『杏里 -apricot jam-』は、杏里が1978年11月21日にリリースしたデビューアルバムです。フォーライフ・レコードから発売され、彼女の音楽キャリアの出発点となりました。

このアルバムには、デビューシングルとして大ヒットを記録した「オリビアを聴きながら」が収録されています。また、B面曲である「So Long」は杏里自身が作曲を手掛けており、シンガーソングライターとしての才能も垣間見ることができます。

アルバムには、尾崎亜美、小林倫博、丸山圭子といった著名なアーティストが楽曲を提供しています。編曲は全て瀬尾一三が担当し、フォーク、レゲエ、ファンクなど、多様な音楽スタイルが取り入れられています。デビューアルバムながら、レコーディングはロサンゼルスで行われ、そのサウンドプロダクションへのこだわりが感じられます。

2011年7月27日には、Blu-spec CDとして再リリースされました。この際には、4枚目のシングル「インスピレーション」のB面曲「遠い日のイマージュ」がボーナストラックとして追加収録され、初めてCD化されました。

収録曲は以下の通りです。

1. ラプソディー
2. そぞろ寒
3. 西日うすれて
4. So Long
5. Flying 午前10時発
6. 中国人形
7. キーワードを探せ
8. Blue City
9. フェイド・アウト
10. オリビアを聴きながら
11. 遠い日のイマージュ（ボーナス・トラック）

楽曲解説

オリビアを聴きながら
杏里のデビューシングルであり、彼女の代表曲の一つです。
So Long
「オリビアを聴きながら」のB面曲。杏里自身が作曲を手がけています。
* 遠い日のイマージュ（ボーナス・トラック）
4枚目のシングル「インスピレーション」のB面曲として発表された楽曲で、Blu-spec CD版にボーナストラックとして収録されました。

『杏里 -apricot jam-』は、杏里の原点を知る上で欠かせない作品であり、彼女の音楽性の幅広さを示す重要なアルバムと言えるでしょう。デビュー当時から才能を発揮していた彼女の魅力が詰まった一枚です。

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