村上和宏

村上 和宏（むらかみ かずひろ）

村上和宏は1967年11月19日生まれ、広島県広島市出身のアナウンサーで、主に東海ラジオ放送で活動しています。彼は専修大学法学部を卒業後、1991年に東海ラジオに入社しました。デビュー以来、特にスポーツアナウンサーとしての業績が際立っていますが、報道制作局では第二制作部長や次長としても活躍しており、幅広い経験を持っています。

人物像とエピソード

村上さんの趣味は多岐にわたり、特にジャズやアニメ、観劇、城巡りが好きです。特にアニメに対しては、自他ともに認めるオタクであり、その熱意は周囲にも広がっています。また、中日ドラゴンズの元投手である山本昌氏とは私的にも親しい関係があり、時折カラオケに行くと語っています。山本昌氏が200勝を達成した際には、特別番組の進行役を任されるなど互いに交流があります。

村上さんは、アニメソングリクエストという番組を1998年から開始し、アニメファンからの支持を受けていましたが、1998年には放送中にリスナーを名指しで批判し、大きな反響を呼びました。このエピソードは彼のトレードマークともいえる毒舌スタイルの一部を示しています。また、東京ヤクルトスワローズのマスコット・つば九郎とも仲が良く、メールのやりとりをしているとのことです。アニメソングやジャズに関する情熱は彼のキャリアにも色濃く反映されています。

また、村上さんは中日のチームの入場曲や試合中の実況にも関わっており、特に長時間にわたる日本シリーズの実況を担当した際には多くのリスナーに感動を与えました。2010年の日本シリーズ第6戦では、延長15回に及ぶ試合を実況し、試合の緊迫感をリスナーに伝えました。このように、彼の実況スタイルは非常に情熱的で、瞬間を捉える鋭い観察眼が光ります。

現在の活動

村上さんは現在、複数の番組で活躍しています。「Live Dragons!」では不定期に担当し、「first touch」では月曜日から木曜日の朝に放送しています。また、2023年9月からは金曜日にも担当番組が増え、さらには「NEWS（中日新聞ニュース）」や「ガッツナイター」など、スポーツ中継でもその声を聞くことができます。名古屋ウィメンズマラソンや競馬中継など、多岐にわたる実況経験を持ち、名古屋グランパスの取材なども担当していました。

競馬中継に関しては近年復帰し、2023年12月のチャンピオンズカップで実況を行うなど、アナウンサーとしてのキャリアをさらに広げています。また、「なごやか寄席」でも案内役を務めるなど、エンターテイメントの幅も広げています。

村上和宏は趣味や仕事の両面で多彩な才能を発揮しており、スポーツ、音楽、アニメに対する情熱を生かしながら、今後も多くのリスナーに感動を与えていくことでしょう。

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