村口史子

プロゴルファーからゴルフ解説者へ：村口史子さんの歩み

村口史子さんは、1966年生まれの日本のプロゴルファー、そして現在はゴルフ解説者として活躍されています。東京都渋谷区出身で、習志野市立習志野高等学校を卒業。高校時代はバレーボール部に所属していましたが、スパルタ練習に嫌気がさし、1年で退部するという経験もされています。

高校卒業後は都内の商事会社に就職しましたが、わずか3ヶ月で退職。その後、1985年9月には千葉カントリークラブに入社し、ゴルファーとしてのキャリアをスタートさせました。当初は練習場で空振りするレベルだったものの、トッププロである郡司洋さんの指導の下、4年間の猛練習に励み、1990年春にプロテストに合格します。同年、いすゞレディースでツアーデビューを果たしました。

プロ転向後、村口さんの才能が開花していきます。1991年にはサントリーレディスとanクィーンズカップで優勝。その後も活躍を続けましたが、1994年にはシード権を失う苦い経験も味わいます。しかし、村口さんは諦めませんでした。1995年には統一予選会から出場した雪印レディース東海クラシックで優勝し、見事復活を遂げます。そして、1999年はヤクルトレディースと中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンで2週連続優勝、さらに新キャタピラー三菱レディースでも優勝し、年間3勝を達成。念願の賞金女王の座を獲得しました。

数々の栄光を手にした村口さんは、2004年のツアー最終戦を最後に競技ゴルフから引退。しかし、ゴルフ界への貢献は続きます。近年は、テレビ番組で解説者やリポーターとして活躍し、視聴者の方々にゴルフの魅力を伝えています。2009年10月4日からは、千葉テレビ放送（チバテレ）で自身の冠番組『村口史子のグッドゴルフ』がスタートするなど、メディアでも広く活躍されています。

私生活では、2012年2月14日、全日本ウェイト制空手道選手権大会優勝経験のある空手家の門井敦嗣さんと結婚。現在も幸せな結婚生活を送られています。

村口史子さんの人生は、挫折を経験しながらも、努力と才能で成功を掴んだ素晴らしい物語です。高校時代バレーボール部での経験、商社勤務の短い期間、そしてプロゴルファーとしての苦悩と栄光、そして現在は解説者として第二の人生を歩んでいらっしゃいます。彼女は、多くのゴルファー、そしてスポーツ愛好家にとって、大きな勇気を与えてくれる存在と言えるでしょう。

主な出演番組

村口史子のグッドゴルフ（チバテレ）
イブニング・ファイブ（TBS）- 2009年3月番組終了
米国女子ゴルフLPGAハイライト（TwellV）

CM出演

スープスパゲッティ
* 和風スパゲッティ

村口史子さんの今後の活躍にも期待しましょう。

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