村松文彦
村松文彦（むらまつ ふみひこ）は、1951年12月5日生まれの日本のフラワーアーティストです。株式会社I.Fフローラル・デコの取締役であり、株式会社村松園芸の代表取締役も務めています。静岡県で生まれ育ち、血液型はO型です。
静岡で園芸店を営む両親のもとに生まれた村松は、幼少期から絵画の才能を発揮し、コンクールで入賞した経験も持っています。しかし、朝早くから働く両親の姿を見て、花の世界に魅力を感じることができず、家業を継ぐことに抵抗がありました。高校進学を機に、芸術を学ぶため東京の玉川大学附属高校に進学。その後、玉川大学芸術学部で日本画を専攻しました。
大学時代には、両親の反対を押し切ってアメリカへ留学。アルバイトで資金を貯め、シカゴで花屋で働きながら語学を学びました。アメリカでは、日常生活の中で花を贈る習慣が根付いており、その文化に大きな衝撃を受けました。また、言葉の通じないアラブ人とメキシコ人の知人が、花を贈り合ったことをきっかけに恋人になった出来事を目の当たりにし、「花は言葉を超えた共通言語である」と強く感じたといいます。その後、アメリカとヨーロッパで修行を重ね、1974年にシカゴ・アメリカンフローラルアートスクールを卒業しました。
帰国後、村松は世界の花文化に触れた経験を活かし、フラワーアーティストとして活動を開始。生け花の三大流派である池坊、草月流、小原流も学び、日本文化を表現できるアーティストを目指しました。台湾、韓国、タイなどアジア各国でフラワーデモンストレーションを実施し、国際的な活躍の場を広げていきます。1989年には、長野オリンピックの表彰式で用いられたビクトリーブーケのデザインを担当しました。
村松は、フラワーデモンストレーション、政府関連の博覧会でのチーフデザイナー、教室での指導、書籍の出版、地域の花農家活性化など、多岐にわたる活動を展開しています。「人・花・心」をモットーに、花を通じて人々の心を豊かにすることを追求しています。若い頃はロードバイクが趣味でしたが、現在は祭りに情熱を燃やしており、静岡県の小梳神社の神輿役員理事を務めています。
村松は、数々のコンテストで輝かしい成績を収めています。
1982年：NFDフラワーデザイン全日本競技大会 農林水産大臣賞
1982年：全日本花装飾技術選抜選手権大会 優勝 内閣総理大臣賞
1987年：JFTDジャパンカップ 優勝 内閣総理大臣賞
1989年：第7回インターフローラ・ワールドカップ 優勝 内閣総理大臣賞（ヨーロッパ人以外での初受賞）
国際園芸博覧会においても、数々の実績を残しています。
2002年：ハールレマミーア国際園芸博覧会（フロリアード2002）日本国政府屋内展示チーフデザイナー
2006年：チェンマイ国際園芸博覧会 日本国政府屋内展示チーフデザイナー
2016年：国際園芸博覧会2016トルコ・アンタルヤ 屋内展示統括プロデューサー
1998年：長野オリンピック表彰式・セレモニー2種類の花束デザイン
2000年：世界体操選手権大会 ビクトリーブーケ会場装花デザイン
テレビ番組にも多数出演しており、フラワーアレンジメントの普及に貢献しています。
1993年：NHK「ひるどき日本列島」レギュラー出演
1994年：NHK「ひるどき日本列島」レギュラー出演
1995年：NHK「趣味百貨（フラワーアレンジメント）」講師レギュラー出演、NHK「趣味の園芸」レギュラー出演
1996年：NHK「趣味の園芸」「おしゃれ工房」等レギュラー講師
国内外で数多くの展覧会を開催しています。
1993年：ギリシャ 第一回フラワーコングレス「フラワーコム」作品展示
1996～98年：東京国際見本市「東京フラワーショー」トータルプロデュース
2002年：オランダ「フロリアード2002国際園芸博覧会」日本国政府屋内展示チーフデザイナー
2004年：「浜名湖国際園芸博覧会」園芸文化館 花舞台プロデュース
2005年：ヘルシンキ「第38回技能五輪国際大会」フラワー装飾 テクニカルオブザーバ
2005年：ベトナム ダラット フラワーフェスティバル 日本政府屋内展示 チーフデザイン
2006年：「リアルジャパン」摩天楼（漆器の花器）デザイン、タイ チェンマイ「ロイヤルフローラ・ラーチャブルク2006」日本国政府屋内展示チーフデザイナー、「禅inPARIS」パリ プランタンデパート・オードトリアム
2007年：「リアルジャパン」シルクロード(漆器の花器)をデザイン
2008年：パリ ジョルジュサンク・フォーシーズンズホテル、ドイツ ハノーバー エルメルラウンジにて「摩天楼」作品展示・デモンストレーション、東京 六本木 アクシスギャラリーにて「摩天楼」作品展示
2009年：ドイツ フランクフルト ケルン ベルリン(バウハウス)各美術館にて、東京・椿山荘フォーシーズンズホテル 大阪太閤園にて「摩天楼・シルクロード」作品展示
2010年：椿山荘フォーシーズンズホテル正面 正月デザイン展示、タイ・バンコク セントラルワールドにて作品展示、ドイツ ミュンヘン レジデンツ(旧王宮)にて作品展示、鄭州 第2回緑化博覧会にて大作オブジェ制作展示
2012年：東京 表参道ヒルズにて個展開催、横綱白鵬連勝記念祝賀会にて巨大オブジェ制作
2013年：表参道ヒルズにて個展開催
2014年：三越日本橋本店・はなばな祭ライオン口にテーマデザインを制作展示、浜名湖花博10周年イベントにて作品展示、上野 旧岩崎邸にて個展開催
2015年：4月ミヤンマー・ネピドーにて作品展示、5月ロンドンにて作品展示、11月上野 旧岩崎邸にて第4回作品展開催
2016年：2月 銀座 三越にて作品展示、10月 旧岩崎邸にて作品展示、4月・7月 ミヤンマー国招致、ミヤンマー聖地・シュラゴンパゴタにてデモンストレーション、桜の植樹を行う。文化大学においてデモンストレーション、4月トルコExpo、日本政府展示統括プロデューサー、10月28日～11月3日 旧岩崎邸（国の重要文化財）作品展、11月1日 在トルコ日本大使公邸にて作品展示
2017年12月31日～2018年1月8日：ホテル雅叙園東京 正面玄関作品展示、東京都指定有形文化財 百段階段（各室）作品展示
1990年：エキスポ’90 大阪国際花と緑の博覧会 審査員
1991-2001年：公益社団法人日本フラワーデザイン協会(NFD)理事
1997-2002年：日本生花通信配達協会(JFTD)理事
2003-2011年：財団法人花普及センター評議員
2004-2010年：ジャパンフラワーセレクション 審査員
2009-2012年：一般社団法人 エコフラワー デザイナーズ協会 アドバイザー
2007年：技能五輪国際大会(ヘルシンキ)テクニカルオブザーバー
2009年：技能五輪国際大会(日本)スーパーショップバイザー
2010-2016年：ジャパンフラワーオープン 実行委員長
2011年：技能五輪国際大会(ロンドン)エキスパート
2013年：技能五輪国際大会(ドイツ)エキスパート
2015年 -：玉川大学 芸術学部 メディアデザイン科 非常勤講師
2016年4-10月：トルコ共和国にてアンタルヤ園芸博覧会 統括プロデューサー（4月23日〜10月30日）
2016年5月：ジャパンフラワーオープン実行委員長
村松文彦は、花を通じて国際的な文化交流を促進し、人々に感動を与え続けているフラワーアーティストです。
生い立ちと転機
静岡で園芸店を営む両親のもとに生まれた村松は、幼少期から絵画の才能を発揮し、コンクールで入賞した経験も持っています。しかし、朝早くから働く両親の姿を見て、花の世界に魅力を感じることができず、家業を継ぐことに抵抗がありました。高校進学を機に、芸術を学ぶため東京の玉川大学附属高校に進学。その後、玉川大学芸術学部で日本画を専攻しました。
大学時代には、両親の反対を押し切ってアメリカへ留学。アルバイトで資金を貯め、シカゴで花屋で働きながら語学を学びました。アメリカでは、日常生活の中で花を贈る習慣が根付いており、その文化に大きな衝撃を受けました。また、言葉の通じないアラブ人とメキシコ人の知人が、花を贈り合ったことをきっかけに恋人になった出来事を目の当たりにし、「花は言葉を超えた共通言語である」と強く感じたといいます。その後、アメリカとヨーロッパで修行を重ね、1974年にシカゴ・アメリカンフローラルアートスクールを卒業しました。
フラワーアーティストとしてのキャリア
帰国後、村松は世界の花文化に触れた経験を活かし、フラワーアーティストとして活動を開始。生け花の三大流派である池坊、草月流、小原流も学び、日本文化を表現できるアーティストを目指しました。台湾、韓国、タイなどアジア各国でフラワーデモンストレーションを実施し、国際的な活躍の場を広げていきます。1989年には、長野オリンピックの表彰式で用いられたビクトリーブーケのデザインを担当しました。
多岐にわたる活動
村松は、フラワーデモンストレーション、政府関連の博覧会でのチーフデザイナー、教室での指導、書籍の出版、地域の花農家活性化など、多岐にわたる活動を展開しています。「人・花・心」をモットーに、花を通じて人々の心を豊かにすることを追求しています。若い頃はロードバイクが趣味でしたが、現在は祭りに情熱を燃やしており、静岡県の小梳神社の神輿役員理事を務めています。
受賞歴
村松は、数々のコンテストで輝かしい成績を収めています。
1982年：NFDフラワーデザイン全日本競技大会 農林水産大臣賞
1982年：全日本花装飾技術選抜選手権大会 優勝 内閣総理大臣賞
1987年：JFTDジャパンカップ 優勝 内閣総理大臣賞
1989年：第7回インターフローラ・ワールドカップ 優勝 内閣総理大臣賞（ヨーロッパ人以外での初受賞）
国際園芸博覧会での活動
国際園芸博覧会においても、数々の実績を残しています。
2002年：ハールレマミーア国際園芸博覧会（フロリアード2002）日本国政府屋内展示チーフデザイナー
2006年：チェンマイ国際園芸博覧会 日本国政府屋内展示チーフデザイナー
2016年：国際園芸博覧会2016トルコ・アンタルヤ 屋内展示統括プロデューサー
その他の主な活動
1998年：長野オリンピック表彰式・セレモニー2種類の花束デザイン
2000年：世界体操選手権大会 ビクトリーブーケ会場装花デザイン
メディア出演
テレビ番組にも多数出演しており、フラワーアレンジメントの普及に貢献しています。
1993年：NHK「ひるどき日本列島」レギュラー出演
1994年：NHK「ひるどき日本列島」レギュラー出演
1995年：NHK「趣味百貨（フラワーアレンジメント）」講師レギュラー出演、NHK「趣味の園芸」レギュラー出演
1996年：NHK「趣味の園芸」「おしゃれ工房」等レギュラー講師
主な展覧会
国内外で数多くの展覧会を開催しています。
1993年：ギリシャ 第一回フラワーコングレス「フラワーコム」作品展示
1996～98年：東京国際見本市「東京フラワーショー」トータルプロデュース
2002年：オランダ「フロリアード2002国際園芸博覧会」日本国政府屋内展示チーフデザイナー
2004年：「浜名湖国際園芸博覧会」園芸文化館 花舞台プロデュース
2005年：ヘルシンキ「第38回技能五輪国際大会」フラワー装飾 テクニカルオブザーバ
2005年：ベトナム ダラット フラワーフェスティバル 日本政府屋内展示 チーフデザイン
2006年：「リアルジャパン」摩天楼（漆器の花器）デザイン、タイ チェンマイ「ロイヤルフローラ・ラーチャブルク2006」日本国政府屋内展示チーフデザイナー、「禅inPARIS」パリ プランタンデパート・オードトリアム
2007年：「リアルジャパン」シルクロード(漆器の花器)をデザイン
2008年：パリ ジョルジュサンク・フォーシーズンズホテル、ドイツ ハノーバー エルメルラウンジにて「摩天楼」作品展示・デモンストレーション、東京 六本木 アクシスギャラリーにて「摩天楼」作品展示
2009年：ドイツ フランクフルト ケルン ベルリン(バウハウス)各美術館にて、東京・椿山荘フォーシーズンズホテル 大阪太閤園にて「摩天楼・シルクロード」作品展示
2010年：椿山荘フォーシーズンズホテル正面 正月デザイン展示、タイ・バンコク セントラルワールドにて作品展示、ドイツ ミュンヘン レジデンツ(旧王宮)にて作品展示、鄭州 第2回緑化博覧会にて大作オブジェ制作展示
2012年：東京 表参道ヒルズにて個展開催、横綱白鵬連勝記念祝賀会にて巨大オブジェ制作
2013年：表参道ヒルズにて個展開催
2014年：三越日本橋本店・はなばな祭ライオン口にテーマデザインを制作展示、浜名湖花博10周年イベントにて作品展示、上野 旧岩崎邸にて個展開催
2015年：4月ミヤンマー・ネピドーにて作品展示、5月ロンドンにて作品展示、11月上野 旧岩崎邸にて第4回作品展開催
2016年：2月 銀座 三越にて作品展示、10月 旧岩崎邸にて作品展示、4月・7月 ミヤンマー国招致、ミヤンマー聖地・シュラゴンパゴタにてデモンストレーション、桜の植樹を行う。文化大学においてデモンストレーション、4月トルコExpo、日本政府展示統括プロデューサー、10月28日～11月3日 旧岩崎邸（国の重要文化財）作品展、11月1日 在トルコ日本大使公邸にて作品展示
2017年12月31日～2018年1月8日：ホテル雅叙園東京 正面玄関作品展示、東京都指定有形文化財 百段階段（各室）作品展示
役員歴
1990年：エキスポ’90 大阪国際花と緑の博覧会 審査員
1991-2001年：公益社団法人日本フラワーデザイン協会(NFD)理事
1997-2002年：日本生花通信配達協会(JFTD)理事
2003-2011年：財団法人花普及センター評議員
2004-2010年：ジャパンフラワーセレクション 審査員
2009-2012年：一般社団法人 エコフラワー デザイナーズ協会 アドバイザー
2007年：技能五輪国際大会(ヘルシンキ)テクニカルオブザーバー
2009年：技能五輪国際大会(日本)スーパーショップバイザー
2010-2016年：ジャパンフラワーオープン 実行委員長
2011年：技能五輪国際大会(ロンドン)エキスパート
2013年：技能五輪国際大会(ドイツ)エキスパート
2015年 -：玉川大学 芸術学部 メディアデザイン科 非常勤講師
2016年4-10月：トルコ共和国にてアンタルヤ園芸博覧会 統括プロデューサー（4月23日〜10月30日）
2016年5月：ジャパンフラワーオープン実行委員長
村松文彦は、花を通じて国際的な文化交流を促進し、人々に感動を与え続けているフラワーアーティストです。
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