村田怜音

村田 怜音（むらた れおん）プロフィール

村田怜音は、2001年8月4日に三重県松阪市で生まれたプロ野球選手です。ポジションは内野手で、右投右打の選手です。現在は埼玉西武ライオンズに所属し、将来を期待される若手実力派として注目されています。

経歴

プロ入り前

村田は小学校3年生の時に、地元の軟式野球チーム・揥水野球少年団から野球を始めました。松阪市立久保中学校では軟式野球部で活躍し、身長は中学3年生の時点で190cmを超えるという高身長でした。彼の同級生には岡林勇希がいます。

その後、三重県立相可高等学校へ進学し、入学直後の打撃練習中に右の第一肋骨を骨折し、9か月間も球場から離れることになります。しかし、復帰を果たした2年時には主に4番打者としてチームを引っ張りました。最初は打撃成績が振わなかったものの、3年春には打撃が開花し、夏までに20本の本塁打を放ちました。残念ながら、3年夏の三重県大会でチームは3回戦で敗れ、甲子園出場の夢は叶いませんでした。

彼の力強いバッティングに心を惹かれた皇學館大学野球部の監督に誘われ、大学進学を決意し、地元の皇學館大学へ入学します。出身校からNPB選手が誕生することとなり、彼の快挙として注目されました。

大学時代

皇學館大学では、1年生の秋から「4番・一塁」として活躍し、チームを4連覇に導く貢献を果たしました。彼は3年生の秋には打率.484、4本塁打、15打点を記録し、リーグMVPに輝きます。また、4年生の春には打率.500、3本塁打、15打点を記録し、守備も堅守零失策と完璧な成績を残しました。この年にも再度リーグMVPを受賞しています。大学のプロ通算成績は25本塁打です。

そして、2023年10月26日のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから6位指名を受け、11月15日に契約金3000万円、年俸700万円で契約を結びます。背番号は99となり、入団発表の場では同年代の千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希に対して「2001年世代の顔になりたい」と宣戦布告しました。

西武時代とプロ初昇格

2024年、村田はイースタン・リーグでは早くも結果を残し、5月10日までに12試合で打率.351、2本塁打の成績を記録します。この活躍を受け、5月11日には一軍に初昇格し、対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で先発出場。初打席で初安打を記録し、期待の新人としてその名を刻みました。

しかし、その後の試合で守備中にファウルボールを追いかけた際に左膝を負傷し、診断結果は前十字靭帯損傷。さらに検査の結果、後十字靭帯も損傷していることが確認され、全治3ヶ月の診断を受けることになりました。

選手としての特徴

村田怜音は190cmを超える体格を持ち、高校や大学時代に25本の本塁打を放った長距離打者です。メディアからは「伊勢のガリバー」や「伊勢のラオウ」と称されることが多く、そのパワフルな打撃スタイルが魅力となっています。今後の彼の活躍に期待が寄せられています。

詳細情報

初記録

• - 初出場・初先発出場: 2024年5月11日、対東北楽天ゴールデンイーグルス8回戦（ベルーナドーム）、6番・指名打者で先発出場
• - 初打席・初安打: 同上、2回裏に内星龍から左前安打
• - 初打点: 2024年5月14日、対北海道日本ハムファイターズ6回戦（エスコンフィールドHOKKAIDO）、4回表に山﨑福也から中前適時打

背番号

• - 99（2024年 - ）

村田怜音の今後の活躍を、ファンはもちろん、チームメートや指導者たちも期待して注目しています。

もう一度検索