杜陵信用組合

杜陵信用組合について

杜陵信用組合（とりょうしんようくみあい）は、岩手県盛岡市に本店を構え、地域に密着した金融サービスを提供する職域信用組合です。この信用組合は主に岩手県職員やその関連団体の従業員を対象にしており、その活動は地域社会の発展に寄与しています。

沿革

杜陵信用組合は、1916年（大正5年）1月に「保証責任杜陵信用購買利用組合」として設立されました。創立当初から、地域の人々に向けて、安心できる金融サービスを提供することを目指してきました。1950年（昭和25年）5月には、法改正に伴い「杜陵信用組合」と名称を変更し、組織の改革を進めました。これにより、より広範囲なサービスの提供が可能になりました。

1970年（昭和45年）3月には盛岡地区合同庁舎内に「内丸出張所」を開設し、地域住民へのアクセスをさらに向上させました。続いて1987年（昭和62年）10月には、岩手県立中央病院内に「上田出張所」を新設し、医療従事者や患者に対しても親しい金融サービスを提供しました。しかし、2008年（平成20年）9月には、これらの出張所を閉店し、本店を岩手県庁舎内に統合することとなりました。

ATMサービス

杜陵信用組合は、より便利な金融サービスを提供するため、ATMの設置にも力を入れています。岩手県庁の地下1階には、杜陵信用組合のATMが設置されており、当組合が幹事となるJAバンク岩手との共同利用店舗となっています。このATMは平日のみ営業しており、営業時間は9:00から18:00までです。

さらに、杜陵信用組合はセブン銀行とも提携しており、利便性の高いサービスを提供しています。また、2008年9月22日にはイオン銀行とのATM相互出金提携にも参加し、顧客の利便性をさらに高めていきました。

まとめ

杜陵信用組合は、地域の職員を主な対象としたサービスを展開することで、地域社会との結びつきを強めています。長い歴史を持つ信用組合として、今後も信頼される金融機関としての役割を果たし続けることを目指しています。地域住民に対して、きめ細やかなサービスと共に、安心と信頼を提供していくことが杜陵信用組合の使命です。

このように、杜陵信用組合は岩手県盛岡市の地域に根ざした金融機関として、多様なサービスを通じて地元の発展に寄与し続けています。

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