来て来てあたしンち

来て来てあたしンち

「来て来てあたしンち」は、平山綾（現・平山あや）のデビューシングルとして、2002年7月24日にキングレコードからリリースされました。この楽曲は、アニメ『あたしンち』のエンディングテーマとして広く知られており、アニメの第1話から第161話まで使用されました。

楽曲のメロディは、エドワード・エルガーの行進曲「威風堂々」第1番の中間部を基にしています。音楽的要素だけでなく、アニメのエンディングアニメーションにも独自の魅力があります。毎回異なる街並みを背景に、登場人物の母、みかん、ユズヒコ、父が一列に並び、東京西部の実写画像の中で行進する姿が描かれます。歌の冒頭では、4人が横に並び、両手を振りながら踊ったり、1回転したり、空中にジャンプして2回転をするなど、楽しい演出が加わります。

さらに、音楽だけではなく、2003年にはセガトイズから「来て来てあたしンち」をテーマにしたドールハウスも発売され、楽曲の人気を裏付けることとなりました。もともとは2002年9月にリリース予定だった『「あたしンち」オリジナルアルバム』に、この楽曲のアルバムバージョンが収録される予定でしたが、アルバムの発売が中止となり、未発表のままとなりました。

カップリング曲

シングルにはカップリング曲として「カラオケ天国」が収録されています。この曲はアニメの挿入歌としても使用されており、多くのファンに愛されています。

収録曲一覧

1. 来て来てあたしンち [4:02]
- 歌 & ラップ：平山綾
- ラップ：RYUZI
- 作詞：大地丙太郎
- 作曲：エルガー（「威風堂々」より）
- 編曲：武藤星児
2. カラオケ天国 [2:51]
- 歌：みかん（折笠富美子）
- 作詞：西脇唯
- 作曲・編曲：HULK
3. 来て来てあたしンち（オリジナル・カラオケ） [4:02]
4. カラオケ天国（オリジナル・カラオケ） [2:50]

このように、「来て来てあたしンち」はそのメロディやアニメーション、さらには関連商品によって、多くの人々に親しまれる楽曲として今もなお記憶されています。リリースから時間が経過した今でも、その鮮やかな映像や楽しい演出は、視聴者に幸せな気持ちを届けています。

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