来る来るミラクル

『来る来るミラクル』：若者向けエンタメ情報番組の詳細

『来る来るミラクル』は、中部日本放送（CBC）で2010年4月23日から2011年9月30日まで放送された、若年層をターゲットとした情報バラエティ番組です。毎週金曜深夜24時17分から25時27分までの放送で、全69回にわたって視聴者を魅了しました。CBCテレビにおける『イッポウ』や『なるほどプレゼンター!花咲かタイムズ』に続く、第3の情報ワイド番組として位置付けられていました。

番組は生放送ではありませんでしたが、情報ワイド番組という性質上、スタジオパートは編集を最小限に抑えた、生放送のような臨場感あふれる進行を特徴としていました。番組タイトルは当初『ナゴヤ発 ネクスト・ジェネレーション・ワイド 来る来るミラクル』でしたが、2011年4月からは『エンタメSCHOOL 来る来るミラクル』へと変更されています。

メインキャストと個性豊かなレギュラー陣

番組の司会は人気お笑いコンビ、ジャルジャルの後藤淳平さんと福徳秀介さんが務めました。彼らの軽妙なトークと絶妙な掛け合いが番組を盛り上げました。

コメンテーターとして、日経エンタテインメント！編集委員の品田英雄さんが2011年4月から出演。エンタメ界の専門家として鋭い視点と深い知識を提供していました。

準レギュラーとして、タレントの芹那さんが出演。さらに、CBCアナウンサーの夏目みな美さんがアシスタントとして番組を支えました。

リポーター陣も豪華な顔ぶれが揃っていました。CBCアナウンサーの小川健太さんと佐藤幹朗さん、お笑いコンビウーマンラッシュアワー（村本大輔さん、中川パラダイスさん）、GAG少年楽団（坂本純一さん、宮戸洋行さん、福井俊太郎さん）、そして韓国のアイドルグループSHU-Iのメンバー、インソクさんが、様々なロケや企画で番組を盛り上げました。

多彩なコーナーでエンタメ情報を網羅

『来る来るミラクル』は、多様なコーナーによって構成されていました。その内容は、若者層の関心が高いエンタメ情報を中心に、グルメ、音楽、映画など、幅広いジャンルを網羅していました。

主なコーナーとして、リポーターがお店で一日バイトを体験し、その裏側を探る『ミラクル仕事人』、ジャルジャルが有名人御用達の料理店を訪れる『ジャルジャルの行きつけたい!』、最新音楽CDを紹介する『ミラクルCDショップ』、新作映画を紹介する『ミラクルシネマ』、3人のアナウンサーが取材を行う『出動!3カメ隊』、ジャルジャルが様々な場所を訪れる『なんジャルこりゃ!?』、名古屋の繁華街「栄」の未取材のお店を紹介する『テレビお初グルメ』、旬なエンタメ情報をフリップで紹介する『フリップ30枚でわかる今週のエンタメ』、インソクが街行く人の好きな歌を調査する『スキ歌リサーチ』、ゲストを招いてトークする『ジャルジャルの部屋』、新作映画を紹介する『映画ツウ講座』などがありました。これらのバラエティ豊かなコーナーが、番組の大きな魅力となっていました。

制作体制と番組の遺産

番組のディレクターは横山公典さん、松尾浩康さん、杉原衣美さん、プロデューサーは、大谷佐代さんが務め、CBCが制作著作を担当していました。

『来る来るミラクル』は、深夜番組ながら、個性豊かな出演者とバラエティに富んだコーナーで、多くの視聴者から支持を集めました。若者向けのエンタメ情報を発信し続けたこの番組は、CBCの番組史に確固たる足跡を残したと言えるでしょう。

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