東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート

東京ベイコート倶楽部ホテル＆スパリゾート：東京湾のオアシス

東京ベイコート倶楽部ホテル＆スパリゾートは、東京都江東区有明に位置する会員制のリゾートホテルです。2008年開業、リゾートトラストが運営するこのホテルは、首都圏近郊に展開する同社の他のリゾート施設とは一線を画す、都会の喧騒を離れた静寂とラグジュアリーを両立させた空間を提供しています。

開発の経緯とコンセプト

リゾートトラストは、軽井沢、伊豆、山中湖など、首都圏近郊に複数の会員制リゾートを展開してきましたが、会員からの東京近郊での利用要望の高まりを受け、都心への進出を決断しました。銀座から車で約15分というアクセス抜群の立地、東京湾の壮大な景色、そして夜間の美しい夜景を最大限に活かすことを目指し、2003年に東京・お台場の都有地を取得。総事業費420億円を投じ、会員制ホテルである東京ベイコート倶楽部と、ビジネスユーザー向けのホテルトラスティ東京ベイサイドの2つのホテルを建設しました。

建築デザインとセキュリティ

地上27階建てのツインタワー型建築は、環境への配慮と、上層階を繋ぐことで生まれるパブリックスペースの有効活用を両立しています。建築デザインは、ベイコートの日本語訳である「港の王宮」を象徴し、訪れるゲストを迎える風格あるゲートを思わせる形状となっています。

会員制客室は鉄骨造で、強風時の揺れを抑制する制振システムと、災害時の安全性を高める制震システムを導入。さらに、堅牢なゲートと独自の認証システムにより、徹底したセキュリティ体制を敷き、会員と同行者以外の立入りを厳しく制限することで、プライバシーと安全性を確保しています。

ホテル設備とサービス

全292室の客室はすべてスイートルームという贅沢さです。特に、ホテルの最大の魅力と言えるのは、約2300㎡という広大な面積を誇るスパです。25階から27階にかけて、インドア・アウトドアバス、トリートメントサロン、インドアプール、トレーニングジムなどを備え、極上のリラクゼーションを提供しています。レストラン・バーも24階に設置され、ロビー階には一般利用可能なイタリアンレストランも併設されています。

ホテルトラスティ東京ベイサイド

2階から4階には、一般利用可能なホテル「ホテルトラスティ東京ベイサイド」があります。全200室の客室を備え、東京ベイコート倶楽部の会員は、建物内を自由に移動できます。ビジネス利用にも最適なホテルとして、高い評価を得ています。

アクセス

東京ベイコート倶楽部ホテル＆スパリゾートは、東京臨海新交通臨海線（ゆりかもめ）東京ビッグサイト駅から徒歩5分、りんかい線国際展示場駅から徒歩約10分と、公共交通機関を利用してアクセスしやすい立地です。都営バスや東京駅からの直通バス、水上バスなども利用可能です。

まとめ

東京ベイコート倶楽部ホテル＆スパリゾートは、最高のロケーション、充実した施設、そして行き届いたサービスにより、特別な滞在を提供するラグジュアリーホテルです。会員制という特性を活かし、プライバシーを重視した空間と、東京の素晴らしい景色を満喫できる、贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。ビジネス利用にも適しており、東京での滞在をより豊かなものにしてくれる、魅力的なホテルと言えます。

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